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過ぐる1年の際立った事柄2005 エホバの証人の年鑑
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フィリピン支部の献堂式
「我々も,ものみの塔のように仕上げたいものだ」。これは,エホバの証人ではないマニラの建設作業者たちが,フィリピン支部の建物の見事な出来栄えを見て述べた言葉です。事実,建築基準に関するドキュメンタリーを制作していたあるテレビ局のスタッフは,同市の技師を訪ねたところ,「建築基準に厳密に従っている建物を見たければ,ものみの塔に行くといい」と言われました。
兄弟たちは,10階建ての宿舎棟と幾つかの建物を新たに建設し,1991年に建てられた10階建ての既存の宿舎棟の改装工事も行ないました。なぜ拡張する必要があったのでしょうか。1991年から2003年にかけて伝道者数が3万4,000人増加して14万4,000人を超え,王国伝道者の新最高数に達していたからです。
献堂式は2003年11月1日に行なわれました。晴れ渡ったその土曜日の午前中,ベテル家族,元宣教者,13か国からの海外ゲスト,フィリピン国内の2,000人を超える兄弟姉妹たちを合わせた2,540人が出席しました。スティーブン・レットが,「過去と現在のエホバの崇拝の家に対する認識を深める」という主題で話を行ないました。次の日には,地元の開拓者と,長老とその妻を合わせた8,151人の群衆が,マニラ首都圏の大会ホールで提供された特別プログラムを楽しみました。
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過ぐる1年の際立った事柄2005 エホバの証人の年鑑
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[30ページの図版]
拡張されたフィリピン支部
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