-
フランス領ギアナ2001 エホバの証人の年鑑
-
-
支部事務所が必要になる
フランス領ギアナの支部事務所は1990年,首都に近いモンジョリの町にある借家で機能し始めました。支部委員会の調整者には,ダビード・モローが任命されました。兄弟はギレアデ学校を1981年に卒業して以来マルティニークで奉仕していましたが,フランス領ギアナでの割り当ても,たびたび果たしていました。支部委員会の成員には,モロー兄弟のほかに,ジャン-ダニエル・ミショット,ポール・シャン・ウィン,エリック・クジネがいました。その後,クリスティアン・ベローティがそれらの兄弟と共に奉仕するよう割り当てられることになります。各会衆は,地元の必要にたいへん通じている円熟した兄弟たちを通して,現地で指示を受けるようになったことにとても感謝しました。
支部が設立された時,フランス領ギアナには,住民173人につき1人の割合で王国伝道者がいました。660人の奉仕者の中には,各地に割り当てられた14人の宣教者も含まれていました。継続的な伝道者の増加 ― 何年かは18%の増加を見た ― によって,よりふさわしい支部事務所の施設を探すことが必要になりました。支部事務所は1992年に,カイエンヌに近いマトゥリに移転します。その後1995年になって,統治体は,必要に一層かなう建物の建設を承認しました。2年間の作業の後,新たな施設が現実のものとなりました。それは兄弟たちにとって大きな喜びの源となりましたし,たいへん優れた証言ともなりました。
-
-
フランス領ギアナ2001 エホバの証人の年鑑
-
-
[252,253ページの図版]
フランス領ギアナにある支部事務所とベテル・ホーム。
-