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アイルランド1988 エホバの証人の年鑑
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1980年にダブリンで支部の新しい建物が献堂されました。それまでの支部の建物はすでに何年間も手狭になっていました。フレッド・メトカフは,場所が不足していたため,どのように幾らかの問題が生じたかについて次のように説明しています。「タイプを打ったり他の事務を行なったりするために食堂のテーブルを使わねばならないこともありました。また,会衆用の文書を取りに庭の端まで行かねばなりませんでした。そこにあった物置が唯一のふさわしい保管場所だったのです」。
12年間探し求めた結果,兄弟たちは一区画のふさわしい土地を見つけて購入しました。購入資金のほとんどはアイルランドの証人たちの寄付によって賄われました。アイルランドにおける取り入れの業の進展に伴って増大するようになった仕事量をこなすため,以前よりも大きくて優れた施設を備えた立派な支部事務所が建てられました。支部の建物に付随する王国会館は,拡大する会衆に大いに必要とされる集会場所を提供しただけでなく,他の王国会館建設に対する関心を呼び起こし,そのような王国会館の新たな規範ともなりました。
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アイルランド1988 エホバの証人の年鑑
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[104ページの図版]
ダブリンのリンゼー街86番地にあった,アイルランドの最初の支部事務所
[130ページの図版]
ダブリンのフィングロスにある現在の支部の建物と支部委員たち。左から,ピーター・アンドルーズ,アーサー・マシューズ(支部委員会の調整者),フレッド・メトカフ
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