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わたしの夢はこうして実現した目ざめよ! 2002 | 2月22日
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そのことを特に印象づけられたのは,2001年5月19日に,ウクライナのリボフ近郊のエホバの証人の新しい支部施設の献堂式に,ゲストとして主人と共に出席する特権をいただいた時のことです。そこで,共産主義少年団「ピオネール」のメンバーだった証人たちに出会いました。わたしと同様,共産主義が全人類に真の平和と一致をもたらすことを期待していた人たちです。現在,妻と共にロシア支部で奉仕しているウラジーミル・グリゴーリエフもピオネールの一員でした。
皮肉なようですが,エホバの証人が新しい支部を建設した場所は,かつてピオネールのサマー・キャンプとして使われていました。支部のスペースが限られていたため,献堂式のプログラムに出席できたのは35か国から来た839人だけでした。しかし,翌朝,リボフのサッカー場に3万881人が集まり,前日のプログラムの要約を聞きました。a そこに出席するために,遠路はるばる6時間以上もかけてやって来た人たちもいました。
それでも,それらの人たちは新しい支部施設を見学する取り決めがあることを知ると,競技場まで乗ってきた何十台ものバスに再び乗り込みました。昼下がりには,主人とわたしがゲストとして宿泊していた支部にバスが到着し始め,人々は施設を歩いて見学しました。夕方までに,1万6,000人を優に上回る愛すべき仲間の信者たちが見学を終え,銘々のバスに乗り,その多くにとって長旅となる家路につきました。
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わたしの夢はこうして実現した目ざめよ! 2002 | 2月22日
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a そこから500㌔ほど離れたキエフの競技場にも4万1,143人が同時に集い,献堂式のプログラムの要約に耳を傾けました。合計出席者は7万2,024人で,ウクライナのエホバの証人にとって過去最大の集まりになりました。
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わたしの夢はこうして実現した目ざめよ! 2002 | 2月22日
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[16,17ページの図版]
3万人以上の人が献堂式のプログラムの要約に耳を傾けた
[17ページの図版]
1万6,000人以上が支部の施設を訪れた
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