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その2 ― 地の最も遠い所にまで証人となるエホバの証人 ― 神の王国をふれ告げる人々
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1929年,F・J・フランスキはものみの塔協会のスクーナー型帆船モートン号を任され,ジミー・ジェームズと共にラブラドルや,ニューファンドランドのすべての小漁村に住む人々に音信を伝えるよう割り当てられました。フランスキ兄弟は冬には犬ぞりで海岸沿いを旅行しました。エスキモーやニューファンドランドの人たちは,彼から受け取った聖書文書の経費に相当するものとして革製品や魚などを差し出しました。数年後に彼は,ブリティッシュ・コロンビア州の起伏の多いカリブー地方の鉱夫,きこり,わな猟師,牧場主や牧童,インディアンたちを訪問するよう努めました。旅行中は,肉を手に入れるために狩りをしたり,野生のベリー類を採ったり,キャンプの裸火に掛けたフライパンでパンを焼いたりしました。また別の時には,パートナーと一緒にサケの引き釣り船に乗って移動し,あらゆる島や入り江,きこりの飯場や灯台,カナダ西海岸沿いの集落などに王国の音信を伝えました。
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その2 ― 地の最も遠い所にまで証人となるエホバの証人 ― 神の王国をふれ告げる人々
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[439ページの図版]
F・J・フランスキは陸路と水路で旅行し,辺ぴな集落に聖書の真理を伝えようと努めた
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