人食いとカーゴ･カルト

ヨーロッパの探検家が初めてバヌアツにやって来たのは1606年のことです。b 当時，ここには恐ろしい部族が幾つもいて，人食いの慣習がありました。

キリスト教世界の宣教師たちは1839年にバヌアツに到着し，すぐに食事に招待されました。とはいっても，伝えられるところによると，メインディッシュとして本人たちが食べられてしまったのです！ あとに続いた宣教師たちの多くも同じような恐ろしい最期を遂げました。

マレクラ島には，最近になるまで外界と接触を持たなかった村が幾つかあります。ビッグ･ナンバ族とスモール･ナンバ族も住んでいます。かつては恐ろしい食人族で，1974年まで人食いを行なっていたと伝えられています。