-
2023年災害救援 「エホバの愛を肌で感じています」寄付はどのように使われているか
-
-
「エホバの愛を肌で感じています」
2023年2月の間に,チリでは大規模な火災が400カ所以上発生しました。重要なインフラがある場所を含め,43万ヘクタール以上の土地が被害を受け,およそ8000人が避難しました。災害が発生してすぐに支部事務所は救援活動を組織し始めました。
チリで,修復不可能になった家が救援ボランティアによって建て直された。
兄弟姉妹への影響
222人の伝道者が避難。
20軒の家屋が倒壊。
寄付はどのように使われたか
以下のもののために20万ドル(約2900万円)が費やされた。
食料や水。
燃料や清掃用品,薬。
被害を受けた家の建て直し。
ある家族は家も仕事もなくなってしまい,生計の手段を失いました。数日間は,自分たちの家が建っていたはずの場所に何も残っていないのを見て,とてもショックでした。しかし,家の建て直しが進むにつれて辛い気持ちは徐々に和らいでゆきました。ボランティアの兄弟姉妹が示すあふれる愛情も,辛い状況を乗り越えていく助けになりました。こうしたことがあって,この家族は本当に心を動かされました。それで自分たちも,別の兄弟の家を建て直すためにボランティアに加わりました。
多くの兄弟姉妹が救援活動の素晴らしさを実感しています。ある兄弟はこう言っています。「災害救援委員会というこのエホバの取り決めは,素晴らしいとしか言いようがありません。災害が起こった次の日には,兄弟たちが必需品を持って来てくれました。確かに,世界中で行われている救援活動について読むと感動します。でも,実際に経験するともっと感動します。エホバの組織にいられることへの感謝が深まります。兄弟たちはエホバの性質に倣って,私たちの心身の必要だけでなく,エホバとの絆を強められるよう深く気遣ってくれています。こうした兄弟たちの働きを通して,エホバの愛を肌で感じています」。
-