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    ものみの塔 1986 | 7月15日
    • 政治的影響力を持つ教会

      キリスト教世界の諸教会は一触即発の危険をはらむ政治問題に積極的に介入することを,次第におおっぴらに行なうようになっています。カナダのトロント・スター紙は,「説教壇から街頭へ」と題する特集記事の中で,「教会の指導者による[政治的]介入の例が増えている」点に注意を向けました。執筆者のジャック・カーヒルは,ローマ・カトリック教会が,「フィリピンではフェルディナンド・マルコスの打倒」に,またハイチではジャンクロード・デュバリエの支配を終わらせることに「際どい役割を演じた」ことを指摘しました。さらにカーヒルは,「南アフリカでは,英国国教会のデズモンド・ツツ大主教をはじめ……他の幾人もの僧職者が」アパルトヘイト問題に関して,「国との対決を呼びかけることを政府に警告した」と述べています。

      評判の悪い政権や法律の変更を求める場合,対決姿勢を示すことはクリスチャンにふさわしい活動であると見る向きもあります。

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    ものみの塔 1986 | 7月15日
    • 「アベマリア」の上映禁止

      ブラジルの大統領ジョゼ・サルネイが最近,論争の的となった映画「アベマリア」の上映を禁止するという先例のない処置を取ったため,カトリック教会の内外で抗議の声が上がりました。マウロ・モレリ司教は,「カトリック教会は,異端審問時代に行なったように,信仰擁護のための処置を国家に懇願すべきであるとする意見には同意できない」と述べました。また,連邦議会議員のエデュアルド・マタラッゾ・スプリシは,ブラジルの大統領は「教会の右翼の圧力に屈服している」と不満を漏らしました。カンピナス大学のロベルト・ロマノ教授は,フォーラ・デ・サンパウロ紙の中で,「我々は宗教と政治の結合に戻ってしまった。ムッソリーニとのラテラノ条約やヒトラーとのインペリアル協定のような,明確な宗教協定すらないのにこうしたことが生じた。すべては官庁の密室の中でひそかに起きたことだ」と述べています。

      こうした宗教上の威圧戦術やそれらに対する反応は,「地の王たちの上に王国を持つ」象徴的な娼婦で表わされている宗教上の女に関する聖書の絵画的な描写を思い起こさせます。それによると,それらの支配者たちはついには「娼婦を憎み,荒れ廃れさせて裸にし,……彼女を火で焼き尽くす」ようになるのです。―啓示 17:1,2,15-18。

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