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神が人類のために行なうと誓われた事柄 ― その実現は今や間近です!「平和の君」のもとで得られる世界的な安全
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8,9 (イ)アブラハムが信仰と従順をそのように表明したことに対して,エホバは,どのようにこたえられましたか。(ロ)神はだれに対して責任を負われましたか。
8 「『わたしは自らにかけてまさに誓う』と,エホバはお告げになる,『あなたがこのことを行ない,あなたの子,あなたのひとり子をさえ与えることを差し控えなかったゆえに,わたしは確かにあなたを祝福し,あなたの胤を確かに殖やして天の星のように,海辺の砂の粒のようにする。あなたの胤はその敵の門を手に入れるであろう。そして,あなたの胤によって地のすべての国の民は必ず自らを祝福するであろう。あなたがわたしの声に聴き従ったからである』」― 創世記 22:15-18。
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神が人類のために行なうと誓われた事柄 ― その実現は今や間近です!「平和の君」のもとで得られる世界的な安全
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メシアなる「平和の君」は,その昔の父祖ダビデと違って,一人で支配するわけではありません。その方は,12人の忠実な使徒や霊によって生み出された他の弟子たちを14万4,000人だけ,ご自分と提携して一緒に支配させることを約束なさいました。(啓示 7:1-8; 14:1-4)そのような弟子たちの残りの者がなお地上にいます。神が誓って結ばれたアブラハム契約の成就を促進する点で,それら残りの者のために何が行なわれてきましたか。その王国で主立った提携者となる見込みのあった人の一人,使徒パウロは,ガラテア 3章8節でこう書き記しました。「さて,聖書は,神が諸国の人々を信仰によって義と宣することを予見し,前もってアブラハムに良いたよりを宣明しました。すなわち,『あなたによってすべての国民が祝福されるであろう』と」。
13 諸国民の中から選び出されたクリスチャンは,約束された祝福を受けるのに,王国が1914年に立てられた後の時まで待たなければならなかった訳ではありません。というのは,使徒パウロはさらにこう述べているからです。「したがって,信仰を堅く守る者は,忠実なアブラハムと共に祝福されているのです」。(ガラテア 3:9)パウロはクリスチャンでしたし,祝福されていました。霊によって生み出された当時の他のクリスチャンも皆,同様でした。a ですから,同様に今日でも,全人類を祝福するためのアブラハムの主要な「胤」であるメシアに対する信仰を堅く守る,霊によって生み出されたクリスチャンで成る残りの者も,約束された祝福を経験しています。
14 (イ)油そそがれたクリスチャンはアブラハム契約にしたがって,どのように特別に祝福されてきましたか。(ロ)これはエホバの正しさをどのように立証するものとなってきましたか。
14 それらのクリスチャンはエホバに献身し,水のバプテスマによってその献身を象徴し,次いで神の霊によって霊的な状態に生み出されることにより,大いなるアブラハムであられるエホバ神の霊的な子たちとなりました。それらの人々はまた,大いなるイサクであるイエス・キリストと共同の相続人になりました。(ローマ 8:17)それらの人は確かに,アブラハム契約によって特別に祝福されています。エホバはご自分が行なうと誓われた事柄を果たしてこられ,ご自身が真実を告げる方,つまりご自分のみ名によって厳粛に誓われた事柄は完全に果たし得る方であることを立証してこられました。
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