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「健全な良心」を持つ神にずっと愛されるために
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7. 良心は正しい働きをしないことがあります。どういうことですか。
7 でも,良心が正しい働きをしないこともあります。良心が良くない考えや感情によってゆがんでしまうと,そういう良心は私たちに間違った行動をさせるかもしれません。ですから,良心をきちんと整え,「健全な良心」にする必要があります。(創世 39:1,2,7-12)そのために,エホバは聖書の原則を教え,聖なる力で助けてくれます。(ローマ 9:1)
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「健全な良心」を持つ神にずっと愛されるために
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でも私たちの感覚は間違っていることがあり,当てになりません。強い感情が良心をゆがめてしまうこともあります。聖書はこう言っています。「心はほかのどんなものよりも信用できず,必死になる。誰がこれを知り得るだろうか」。(エレミヤ 17:9)確かに,本当は悪いことなのに良いことのように思えるときがあります。例えば,パウロは以前,クリスチャンたちをひどく迫害していましたが,自分では正しいことをしていると思っていました。後ろめたさなど全くありませんでした。でもパウロは,自分がしていることをエホバがどう思っているかを知った時,このままではいけないと思いました。「私を調べるのはエホバです」と言っています。(コリント第一 4:4。使徒 23:1。テモテ第二 1:3)ですから大切なのは,何かをする前に,「エホバは私がどうすることを望んでいるだろうか」と考えることです。
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