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コスタリカですばらしい建物が完成ものみの塔 1987 | 9月1日
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「皆さんは,わたしたちが学んだばかりの事柄を行なっておられます」。コスタリカのサンホセ市から10㌔余り離れた所に建設されている新しい支部を見学に来た一人の建築技師はこのように述べました。
その建物のどこがそれほどすばらしいのでしょう。コスタリカでは初めてティルト・アップ(建て起こし)工法で建てられたのです。まず基礎を築き柱を立てます。次に,型に入れて作ったコンクリートの壁板を現場に積み上げてゆきます。その後,既製の壁板をクレーンで建て起こしてつり上げ,所定の場所に溶接します。最後に,屋根を取り付け,仕上げの細かい作業だけが残されます。
この計画は,ものみの塔協会が米国以外の場所にティルト・アップ工法で建物を建設する最初の試みでもあったため,新築や増築を計画している他の支部の職員が工事の進捗状況の視察に訪れました。また,ほかの会社の技師や建築家たちも来ていました。訪問者たちはみな自分たちが目にした事柄に感銘を受けました。
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コスタリカですばらしい建物が完成ものみの塔 1987 | 9月1日
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[31ページの図版]
既製の壁板が建て起こされ……所定の場所に取り付けられる
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