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問題の多い世界における神の平和目ざめよ! 1986 | 12月22日
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平和と申し分のない秩序
そうです,人々はエホバの証人の大会とほかの人々の集まりとの違いに注目します。米国ワシントン州タコマ市のニューズ・トリビューン紙は,「そこには酒もなければ,麻薬も,たばこも,ロック音楽もない」と述べました。
同紙は「神の平和」大会に関する報道を続け,さらに次のように述べました。「この大会は毎年世界中で開催され,一日中続く集会に,子供たちも親と共に連日出席する。会場関係者によると,親が子供たちに係員を尊敬し,行儀よくするよう教えているので,懲らしめの問題はほとんどないという」。
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問題の多い世界における神の平和目ざめよ! 1986 | 12月22日
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エホバの証人の示す協力の精神は何から生まれるのでしょうか。フランスのマルセイユで開かれた「神の平和」大会を取材した記者は,ル・プロバンサル紙上でその答えを示しました。「エホバの証人として生きることには,教育,家族生活,結婚などいずれの分野においても特定の諸原則を受け入れることが関係しており,それらの原則は聖書から引き出されている。……神の言葉が彼らの生活全体を律している」。
聖書が示す原則を自分の生活の導きにすれば,確かに平和という実が実ります。そのことは,日刊紙「スタンパ・セラ」が,イタリアのトリノで開かれた「神の平和」大会に関する記事の中で述べているとおりです。同紙は,「当地の競技場で,あの大群衆が例のごとく示した厳格さ,まじめさ,専門家気質などは,祈りや,近づく人を温かく歓迎するという面と共に模範的なものであった」と述べています。
他の人々との平和な関係
聖書の詩編作者は,「豊かな平和はあなたの律法を愛する者たちのものです。彼らにつまずきのもとはありません」と書きました。(詩編 119:165)神の律法を適用すれば問題を起こさずにすむという例が,ドイツのドルトムントの大会で見られました。そこでは約2万4,000人のエホバの証人が,風と大雨の中で食事のために並ばなければなりませんでした。彼らは愚痴をこぼしたでしょうか。
ドイツの新聞「ウェストドイッチェ・アルゲマイネ・ツァイトゥンク」は,「何千という傘によって彼らの頭上にはかなりしっかりした屋根ができた。『神の平和』という大会の標語に忠実に,そこにはつぶやきや動揺は全くなかった」と述べました。
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問題の多い世界における神の平和目ざめよ! 1986 | 12月22日
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オランダのある大会出席者は,自分の出席した大会の平和な雰囲気と問題の多い周りの世界とを比較し,「こうして大会に来てみると,砂漠を旅行していて突然オアシスに来た人のような気持ちがします」と言いました。あるエホバの証人は,英国ウェールズのカーディフで開かれた大会に出席した後,「エホバの組織内でなければ,どこに真の平和を見いだすことができるでしょうか。どこであのような築き上げる話や訓戒を聞き,導きを受けることができるでしょうか」と書かれた手紙を寄せました。
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