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コスタリカ1988 エホバの証人の年鑑
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例えば,地域奉仕について見ると,数年前は地域監督を支部事務所の宣教者たちに頼っていましたが,今では地元の兄弟たちがその穴をりっぱに埋めています。
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コスタリカ1988 エホバの証人の年鑑
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このことは,巡回奉仕についても言えます。現在,その責任ある立場で奉仕している兄弟たちの大半が地元コスタリカの兄弟たちです。ですからエホバは,業が特定の個人に依存しないよう絶えず見届けておられるのです」。
列車の車掌から巡回監督へ
ギエルモ・バディーヤは20年間,サンホセとプンタレナスを結ぶ路線の列車の車掌をしてきました。そして,50歳で退職するとすぐに,全時間奉仕を始めました。バディーヤ兄弟が設立を援助した五つの会衆の一つがカルタゴにあります。兄弟がカルタゴに着いた時,そこには一人の伝道者しかおらず,その伝道者は「一塊の氷のようでした」と,バディーヤ兄弟は述懐しています。しかし,10か月後には,9人の伝道者から成る会衆が設立されました。バディーヤ兄弟は人々の生き方をそれまでとは違う路線に導き,90人を超える人々がバプテスマを受けるのを援助してきました。そして,70歳で巡回監督に任命されました。
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