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コスタリカ1988 エホバの証人の年鑑
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支部の次の監督であるローレンス・A・シェップはまだニカラグアにいました。シェップ兄弟はどのような歩みを経てコスタリカに来たのでしょうか。
ローレンス・シェップは1958年以来全時間奉仕にあずかっており,カナダとアラスカで巡回奉仕を行なっていました。巡回監督たちが特別な王国宣教学校のためにブルックリンの本部に招待された時,ノア兄弟は,ギレアデ学校に出席せずに,外国での宣教者としての割り当てを喜んで受け入れる人がいないかどうか尋ねました。シェップ兄弟はその招待に応じました。そして,1961年にニカラグアに任命され,ギレアデの第22期卒業生であるキューバ人のフアナ・オリンピア・ギナルトとその地で結婚しました。オリンピアはすでに宣教者としてホンジュラスとメキシコで奉仕していたので,ニカラグアは3番目の任命地でした。
後にシェップ兄弟が10か月間のギレアデ学校に出席した後,二人は新しい任命地であるエルサルバドルに向かう準備を始めました。そして手始めに,コスタリカで休暇を過ごすことにしたところ,すぐにその場所が気に入りました。その時すでに,任命地をコスタリカに変更する手紙が送られていたなどとは,夢にも思いませんでした。
シェップ夫妻は1966年9月に到着しました。ノア兄弟は,その年の12月に行なわれた国際大会で,シェップ兄弟が支部の監督に任命されたことを発表しました。シェップ兄弟は現在,支部委員会の調整者を務めています。
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コスタリカ1988 エホバの証人の年鑑
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[233ページの図版]
1966年から支部委員会の調整者として奉仕しているローレンス・シェップと,妻のオリンピア
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