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偉大な教師はこれまでずっと私たちを教えてくださったものみの塔(研究用)2025 | 6月
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その後も変化は続きました。2000年に西アフリカのコートジボワールで奉仕することになりましたが,2002年11月には内戦のため,シエラレオネに避難しなければいけませんでした。シエラレオネでは11年続いた内戦が終わったばかりでした。急なことで,コートジボワールを離れるのはつらかったです。それでも,これまでに学んできたことを思い出してエホバに喜んで仕え続けることができました。
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偉大な教師はこれまでずっと私たちを教えてくださったものみの塔(研究用)2025 | 6月
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やがてコートジボワールに戻ることができましたが,政情不安のためにまたしても暴動が起き,逃げなければいけませんでした。2004年11月にヘリコプターで避難しました。持ち出せたのは1人10キロの荷物だけでした。途中,フランス軍の基地の床で一晩を過ごし,翌日スイスに向かいました。スイス支部に到着したのは真夜中でしたが,支部委員と宣教訓練学校の教訓者,そして奥さんたちが出迎えてくれました。みんながハグしてくれて温かい食事とスイス名物のチョコレートでもてなしてくれました。本当にほっとしました。
コートジボワールで,避難してきた兄弟姉妹に話をしている。2005年。
私たちは一時的にガーナで奉仕し,その後,内戦が沈静化していたコートジボワールに戻りました。避難したり戻ったりの連続で落ち着かない生活が続きましたが,兄弟姉妹たちの温かな愛情が大きな力になりました。エホバに仕える人たちが愛し合うのはごく自然なことですが,それを当然と思ってはいけないと感じました。波乱に満ちたこの時期も,私たちにとってはエホバからの貴重なトレーニングとなりました。
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