ものみの塔 オンライン・ライブラリー
ものみの塔
オンライン・ライブラリー
日本語
  • 聖書
  • 出版物
  • 集会
  • アドバイスを求めるといいのはどうして?
    ものみの塔(研究用)2025 | 7月
    • どんな人になることが大切?

      4. アドバイスを受け止めるためには,どんなことが大切ですか。

      4 アドバイスを受け止めるためには,謙虚でいることが大切です。自分が何でも知っているわけではなく,いつも自分一人で良い判断ができるわけではない,と認めることが必要です。謙虚でないとエホバに助けてもらえません。そうなると,聖書のアドバイスを読んでもただ素通りしてしまい,心には入ってきません。(ミカ 6:8。ペテ一 5:5)でも謙虚でいれば,聖書のアドバイスが心に響き,その通りにしようと思えます。

      5. ダビデが傲慢になってもおかしくなかったのはどうしてですか。

      5 ダビデについて考えてみましょう。ダビデは傲慢になってもおかしくありませんでした。どうしてでしょうか。ダビデは若い頃から,才能ある音楽家として知られていました。王の前で演奏するよう依頼されるほどでした。(サム一 16:18,19)王として選ばれた後,エホバから聖なる力を受けるようになりました。(サム一 16:11-13)フィリスティア人の巨人ゴリアテなど,敵を大勢打ち倒したことで,人々の間で注目を浴びました。(サム一 17:37,50; 18:7)そのように才能に恵まれ大活躍すると,自分にはもうアドバイスなど必要ないと思いがちです。でもダビデは違いました。

      6. ダビデがアドバイスを聞き入れる姿勢を持っていたことはどんなことから分かりますか。(挿絵も参照。)

      6 王になったダビデはアドバイスしてくれる人たちを側に置き,そういう人たちを大切にしました。(代一 27:32-34)とはいえ,ダビデは王になる前からアドバイスを聞き入れる姿勢を持っていました。男性だけではなく,女性からのアドバイスもです。ある時ダビデは,アビガイルという女性からアドバイスされました。アビガイルの夫ナバルは,感謝の気持ちがなく,失礼で自己中心的な人でした。でもダビデは謙虚にアビガイルのアドバイスを聞き入れ,そのおかげで大きな過ちをしないで済みました。(サム一 25:2,3,21-25,32-34)

      アビガイルが地面に座ってダビデ王にお願いしている。ダビデはじっと耳を傾けている。

      ダビデは謙虚にアビガイルのアドバイスを聞き入れた。(6節を参照。)


      7. ダビデにどのように倣えますか。(伝道の書 4:13)(写真も参照。)

      7 ダビデから学べることがあります。能力に恵まれていたり,ある程度の権限を持っていたりしても,自分は何でも知っているからアドバイスは必要ないと考えないようにしましょう。ダビデのように,誰からのアドバイスかにかかわらず,きちんと耳を傾けることが大切です。(伝道の書 4:13を読む。)そうすれば,大きな失敗をして後悔したり,周りの人を悲しませたりするようなことを避けられます。

      1. 4人の長老が話し合っている。1人が感情的に発言している。2. その後,車の中で若い長老が,感情的に発言した兄弟にアドバイスしている。

      誰からのアドバイスかにかかわらず,きちんと耳を傾けることが大切。(7節を参照。)c


  • アドバイスを求めるといいのはどうして?
    ものみの塔(研究用)2025 | 7月
    • 素直な心でアドバイスを求めるにはどうしたらいい?

      11-12. (ア)どんなアドバイスの求め方は間違っていますか。(イ)レハベアム王は大切なことを決める時,どうしましたか。

      11 アドバイスを求めているように見えても,実はすでにどうするか決めていて同意が欲しいだけ,という人もいます。そういう人は本当のところ,素直な心でアドバイスを求めているわけではありません。その結果,レハベアム王と同じような失敗をしてしまうかもしれません。

      12 レハベアムがソロモンの後を継いで王になった頃,国は豊かでした。でもソロモンの圧制に苦しんでいた国民は,レハベアムの所にやって来て負担を軽くしてほしいと訴えます。レハベアムはどうするか決めるために考える時間を取りました。まず,ソロモンに仕えていた年長者たちに相談します。(王一 12:2-7)でもレハベアムはそのアドバイスに耳を貸さず,同年代の友達に相談しました。どうしてでしょうか。もしかすると,どうするかすでに決めていて,単に自分の意見に同意してくれる人を探していただけなのかもしれません。(王一 12:8-14)レハベアムは若者たちのアドバイスの通りにし,民に厳しいことを言いました。そのせいで国は分裂し,レハベアムはいろいろな問題に悩まされるようになりました。(王一 12:16-19)

      13. 素直な心でアドバイスを求めているか,どうすれば分かりますか。

      13 レハベアムの失敗から何が学べるでしょうか。素直な心でアドバイスを求めることの大切さです。自分に次のように問い掛けてみましょう。「自分が聞きたいアドバイスではなかったからといって,すぐにはねつけてしまうようなことはないだろうか」。具体的な例で考えてみましょう。

      14. アドバイスを受けたとき,どんなことを忘れてはいけませんか。(挿絵も参照。)

      14 ある兄弟が新しい仕事の話を持ち掛けられたとします。給料が良いものの家族と長い間離れて暮らすことになるような仕事です。それでその話を受け入れる前に長老にアドバイスを求めます。長老は,兄弟にとって一番大切な責任は,家族がエホバとの強い絆を持てるよう助けることだと教えます。(エフェ 6:4。テモ一 5:8)でも兄弟は納得せず,自分の聞きたいことを言ってもらえるまで何人もの人に聞いて回ります。その兄弟は本当にアドバイスを求めているのでしょうか。それともすでに気持ちを固めていて,ただ自分に同意してくれる人を探しているだけなのでしょうか。人間の心は信用できない,ということを忘れてはいけません。(エレ 17:9)耳の痛いアドバイスこそ,本当に必要なアドバイスだということもあります。

      1人の姉妹がいろいろな兄弟姉妹にアドバイスを求めている。不満げな様子で次々に別の人に相談している。

      本当にアドバイスを求めているのでしょうか。それとも,ただ同意してほしいだけなのでしょうか。(14節を参照。)


日本語出版物(1954-2026)
ログアウト
ログイン
  • 日本語
  • シェアする
  • 設定
  • Copyright © 2025 Watch Tower Bible and Tract Society of Pennsylvania
  • 利用規約
  • プライバシーに関する方針
  • プライバシー設定
  • JW.ORG
  • ログイン
シェアする