ものみの塔 オンライン・ライブラリー
ものみの塔
オンライン・ライブラリー
日本語
  • 聖書
  • 出版物
  • 集会
  • 生物から分かること
    目ざめよ! 2021 | No. 3
    • 単細胞生物のイースト菌について考えてみましょう。イースト菌の細胞は,人間の細胞に比べると単純な造りに見えますが,実際にはとても複雑です。細胞の中には,DNAが収納された精巧な造りの細胞核があります。また,小さな“マシン”もあって,分子を選別し,組み立て,運んでいます。こうした働きはイースト菌が生きていくのに欠かせません。イースト菌は栄養が不足すると,化学変化が生じ,細胞の活動が低下して休眠状態に入ります。このようにして保管されたイースト菌は,パン作りの時に再び活性化します。

      科学者たちは,人間の細胞についてよく理解するためにイースト菌の細胞を長年研究してきました。でも,分からないことがまだまだたくさんあります。「イースト菌の働きを解明するには多くの実験が必要ですが,現状は,それを行える生物学者の数が足りません」。そう語るのはスウェーデンのチャルマース工科大学,機械知能工学のロス・キング教授です。

      イースト菌の細胞は単純に見えますが,驚くほど複雑な造りになっています。この仕組みは偶然にできたのでしょうか。それとも,誰かが考えたのでしょうか。

  • 生物から分かること
    目ざめよ! 2021 | No. 3
    • イースト菌の細胞を研究するロボット「アダム」

      アダムは小型のワゴン車ほどの大きさで,冷凍庫,アーム,カメラ,センサー,4台のコンピューターを装備しています。この高性能なロボットはイースト菌の細胞を調べるため,自動で複雑な実験を行うことができます。

      イースト菌の細胞を研究するロボット「アダム」。科学者がその隣に立っている。

      もし「アダムには設計した人も作った人もいない。自然にできたんだ」と言われたら信じますか。多分信じないでしょう。イースト菌のような単純な細胞でも,このロボットよりはるかに複雑です。ロボットに設計した人がいるのであれば,細胞についてはどうでしょうか。

日本語出版物(1954-2026)
ログアウト
ログイン
  • 日本語
  • シェアする
  • 設定
  • Copyright © 2025 Watch Tower Bible and Tract Society of Pennsylvania
  • 利用規約
  • プライバシーに関する方針
  • プライバシー設定
  • JW.ORG
  • ログイン
シェアする