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チェコ共和国2000 エホバの証人の年鑑
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国の中はそれぞれが約20の会衆から成る巡回区に分けられ,巡回大会が定期的に開かれるようになりました。これは豊かな祝福となりました。そうした大会は常に家から家の宣教と結びついており,日曜日の午後には公開講演によって良い証言がなされました。
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チェコ共和国2000 エホバの証人の年鑑
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地域大会も計画されました。1946年,ベセドニー・ドゥムというブルノのクラブ施設で大会出席者1,700人を前に,「喜べ」,そして「平和の君」という講演が行なわれました。スイスのベルンからフランツ・ツルヒャーもその場に出席していました。翌年,もう一度ブルノで大会が開かれ,世界本部からの3人,N・H・ノア,M・G・ヘンシェル,H・C・カビントンがプログラムを扱いました。「すべての人の歓び」という公開講演がポスターとちらしを用いて都市全体で宣伝され,それを聞きに2,300人がやって来ました。多くの人が自分の住所を記入し,その後に予定されている集まりに招待してほしいと申し出ました。
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チェコ共和国2000 エホバの証人の年鑑
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9月に今度はプラハで大会が開かれました。公開講演の主題は,「神の王国 ― 全人類のための希望」という時宜にかなったものでした。目前に控えていた事柄を考えると,「試練のもとで忠誠を守る」という話もたいへんふさわしいものでした。大会が行なわれている最中でさえ,エホバの民の敵たちは攻撃の準備をしていたのです。
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