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聖書の助言を信頼できますか目ざめよ! 2007 | 11月
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死と死後の命についての疑問
米国に住むカレンという女性は,母親を亡くしました。子どものころから,良い人は死ぬと天に行くと信じていましたが,母親を失った悲しみはいやされませんでした。かえって,いろいろな疑問がわいてきました。『天国にいるお母さんはどんな姿をしているのだろう。もしわたしが天国へ行けたとしても,お母さんをどうやって見つけるのかしら。わたしは死んだら,別の所へ行ってしまうのではないかしら』と考えたのです。
その後,エホバの証人と聖書を注意深く勉強するようになりました。そして,死者は天にいるのではなく,ぐっすり眠っているような状態にある,ということを知りました。『死んだ者には何の意識もない』と,伝道の書 9章5節は述べています。では,母親とはもう二度と会えないのでしょうか。
カレンは,聖書の次のような明快な言葉に慰められ,希望を持つようになりました。「このことを驚き怪しんではなりません。記念の墓の中にいる者がみな,[キリスト]の声を聞いて出て来る時が来ようとしているのです」。(ヨハネ 5:28,29)聖書の神がご自分のみ子を用いて死者をこの地上に生き返らせてくださる,ということを知ったのです。「死と復活に関する聖書の教えは,とても筋が通っていました」と,カレンは述べています。
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聖書の助言を信頼できますか目ざめよ! 2007 | 11月
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[23ページの図版]
カレン,米国
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