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どうすれば健康でいられますか目ざめよ! 1998 | 7月8日
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どんな場合に医療を受けるべきか
ブラジルの一医師は,「高熱,頭痛,嘔吐,または腹部や胸郭や骨盤の痛みなどの症状が普通の薬では治まらず,これといった理由もなく繰り返し再発したり,痛みが激しく,強烈であったりする場合」は専門家に診てもらうよう勧めています。別の博士は,症状をどう扱ったらよいか分からないとき,あるいは普段とは何かが違うと思うときは必ず医療を受けるよう勧めています。また,「子供が病気になると,親は一般に,自分の判断で子供に薬を与えるよりも,専門医の助けを求めることを望む」とも言っています。
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どうすれば健康でいられますか目ざめよ! 1998 | 7月8日
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バランスの取れたセルフケアの益
健康は,何を食べ何を飲むかにおおかた依存しています。水で薄めたガソリンで車を走らせようとしたり,ガソリンに砂糖を加えたりするなら,エンジンはすぐに壊れてしまうでしょう。同様に,もしジャンクフードやジャンクドリンクでやってゆこうとするなら,いずれ付けが回ってきて健康を損ねるでしょう。これはコンピューター業界でGIGOと呼ばれます。「ガーベージ・イン・ガーベージ・アウト」のことで,不完全なデータを入れると不完全な結果しか出ないという意味です。
家庭医学の教授であるメラニー・ミンツァー博士は,こう説明しています。「患者には三つの種類がある: 家で自分で簡単に扱えるのに医師に診てもらう人。医療制度を適正に活用する人。医師に診察してもらうべき時でもそうしない人。1番目のグループの人は,医師の時間,それに自分の時間とお金をしばしば無駄にする。3番目のグループの人は,専門医によるきちんとした診療を遅らせることによって,自分の命を危険にさらすことがある。医師たちは,それらの中間のグループが増えるとよいと思っている」。
「健康を最良の状態に保つ七つのかぎ: 体によいものを食べ,また飲む。定期的に運動する。たばこは吸わない。じゅうぶんな睡眠をとる。ストレスを上手に管理する。人と人との緊密なきずなを保つ。病気や事故の危険を減らすために慎重な予防措置を講じる」。―「医師に診てもらう前に ― 300余りの医療上の問題のための安全で効果的なセルフケア」(Before You Call the Doctor—Safe, Effective Self-Care for Over 300 Medical Problems),アン・サイモンズ医学博士,ボビー・ハッセルブリング,マイケル・カスルマン共著。
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