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聖書は科学と矛盾していますか聖書 Q&A
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地球は何もない空間に浮かんでいます。(ヨブ 26:7)古代の多くの人は,世界は円盤状で,巨人あるいは水牛や亀といった動物に支えられている,と考えていました。
海などから蒸発した水は,雨や雪やひょうとして地表に戻り,川や泉の源になります。(ヨブ 36:27,28。伝道の書 1:7。イザヤ 55:10。アモス 9:6)古代ギリシャ人は,川の水は地下の海から来ていると考えていました。この説は18世紀まで信じられていました。
山は隆起したり沈降したりします。現在の山々はかつて海面下にありました。(詩編 104:6,8)さまざまな神話では,山は神々によって今の形に造られたとされています。
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聖書は科学と矛盾していますか聖書 Q&A
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誤解: 聖書は,太陽が地球の周りを回っていると言っている。
事実: 伝道の書 1章5節には,「日は昇り,やがて沈む。そして元の所に急いで戻り,また昇る」とあります。しかし,これは地球から見た太陽の動きを描写しているにすぎません。地球が太陽の周りを回っていることがよく知られている今でも,「日が昇る」とか「日が沈む」という表現が一般に使われています。
誤解: 聖書は,地球が平らだと言っている。
事実: 聖書に出てくる「地の果て」という表現は,「地上の最も遠い所」という意味で使われています。地球が平らであるとか,端があるという意味ではありません。(使徒 1:8,脚注)「地の四隅」という表現も,地表全体を指す比喩です。現代でも同様の比喩として,「(東,西,南,北)の果て」といった表現が使われています。(啓示 7:1。ルカ 13:29)
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