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    1989 エホバの証人の年鑑
    • ラファエル・コエリョは,若いときから社会の公正を探し求めていました。このため,彼は1936年に共産党の一員となりました。ラファエルは7年間,暴動や抗議運動に参加しましたが,幻滅を感じると,党を脱退して,他の幾つかの政党と関係を持つようになりました。そのような状態で彼は悪評と名声の双方を経験しました。かつてラファエルはエクアドルの大統領によって大使に指名され,国際連合の主催する特別の集まりに派遣されました。ところが別の時期に,反対政党が権力を握ると,彼は投獄されてしまいました。アルバート・ホフマンがラファエルを訪問して,「神を真とすべし」の本を残して帰ったのは,その刑務所でのことでした。

      7年後,優しそうな顔つきの男の人がラファエル・コエリョの家を訪問しました。「それがだれなのか,私はすぐに分かりました。自分でも気づかないうちに私はその人を待つようになっていました。アルバート・ホフマンは私を再び捜していたのです」と,ラファエルは語っています。「これは永遠の生命を意味する」という本を用いて研究が始まりました。ほどなくして,ラファエルは,自分がこれまでの年月ずっと探し求めてきたものを見いだしました。真の公正は神の王国を通してのみ到来することを理解したのです。彼は20年以上にわたり政治家として広く知られていたので,1959年に彼がバプテスマを受けたときは,かなりの物議をかもしました。

      かつては人間の公正を求める熱烈な闘士であったのと全く同様,彼は今や,神の公正を強力に擁護する者となりました。長い年月を振り返って,コエリョ兄弟は,「元大統領から身分のたいへん低い労働者に至るまで,私はあらゆる立場の人に対してエホバの公正について語る特権に恵まれてきました」と述懐しています。兄弟はかつてグアヤキルの控訴裁判所で判事を務めていたので,同地の司法局によく通じており,そこに勤める多くの裁判官や弁護士たち一人一人に証言をしに戻りました。その結果,兄弟はかつての同僚たちとの間で大々的な雑誌経路を取り決めました。

  • エクアドル
    1989 エホバの証人の年鑑
    • [233ページの図版]

      控訴裁判所の元判事ラファエル・コエリョは,グアヤキルの司法局で以前の同僚たちに証言を行なう

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