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「このような人をいつも重んじなさい」ものみの塔 1988 | 10月1日
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クリスチャンとしてのあらゆる特質が並外れて優れているような長老は一人もいません。人はすべて不完全だからです。何かの特質に秀でていても,別の特質は弱いことがあるのです。もし長老たちが互いに対してふさわしい兄弟愛と優しい愛情を抱いているなら,互いの弱点を重く見ることはないでしょう。そして兄弟たちとの会話の中で,仲間の長老たちの長所を指摘するでしょう。
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「このような人をいつも重んじなさい」ものみの塔 1988 | 10月1日
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10 (イ)会衆ごとに長老団を任命することが,聖書に基づく取り決めであることを何が示していますか。(ロ)「わたしたちの奉仕の務めを果たすための組織」という本は,この取り決めの利点をどのように説明していますか。
10 指導に当たる長老団を会衆ごとに任命することは,初期のクリスチャン会衆が示した模範に基づいています。(フィリピ 1:1。テモテ第一 4:14。テトス 1:5。エルサレム聖書のテトス 1:5にある「長老たち(elders)」という語の脚注と比較してください。)「わたしたちの奉仕の務めを果たすための組織」と題する本(37ページ)はその取り決めの知恵を要約し,こう述べています。「ある長老たちが一つの特質の点では他に勝り,また長老団の中の他の人々がある長老たちの弱さとなっている特質の面で優れているといった場合もあるでしょう。それで,総合的に言えば,長老団は全体として,神の会衆に対する適切な監督を行なうに必要な優れた特質すべてをその内に持つことになるのです」。
複数の長老団の間の相互的な敬意
11,12 (イ)長老団は,その成員が個人的に活動するときよりも多くを成し遂げることができます。それはなぜですか。(ロ)キリスト・イエスと使徒パウロは,長老団を長老団としてどのように扱いましたか。また,どんな諭しが与えられましたか。
11 ですから,長老団は聖書に基づいた存在であり,長老団全体は,その各部分の総体以上のものを表わします。長老たちが集まって,キリストと聖霊によるエホバの指示を祈り求める時,長老たちは個人的に相談を受けたとしたらとても下せないような結論を下すことができるのです。
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