長老および奉仕の僕の皆さん,あなたは必要の大きな土地に移動できますか
1 現在,日本には3,000を超える会衆があり,それぞれの会衆に平均して二人の長老と4人の奉仕の僕が任命されています。わたしたちは,これら「人々の賜物」が与えられていることに深く感謝すると共にこれら兄弟たちの働きを高く評価しています。(エフェソス 4:8,11)長老は神の会衆を牧するための牧者または教える者として貴重な働きをしていますし,奉仕の僕も多種多様な仕事を通して会衆が円滑に機能する上で立派に貢献しています。
2 会衆によっては豊かな経験を持つ長老や野外奉仕で率先できる奉仕の僕の援助を必要としている所もあれば,種々の事情により一人の長老あるいは数人の奉仕の僕たちだけが会衆を指導する重い責任を担っている所もあります。もしそのような会衆に資格を持つ兄弟たちが個人で,また家族として移動できるとしたら,援助を必要としている会衆にとってどれほど大きな助けとなることでしょう。
3 援助の必要な会衆は同じ王国会館を使っている近隣の会衆であるかもしれず,あるいはアブラハムのように自分の住んでいる土地を離れて移動しなければならない遠方の会衆であるかもしれません。
4 そうした会衆で奉仕することを望む長老や奉仕の僕は,自分や家族の状況を注意深く吟味し,移動する前に費用を計算するため家族で十分に話し合ってみるのは賢明です。(ルカ 14:28)生計を立てるための仕事や住居,健康など考慮すべき大切な点がありますが,得られる報いは大きいのです。―イザヤ 6:8。
5 必要の大きな会衆への移動を決意したなら,自分がそのような立場にあることを協会に書面で知らせることができます。協会から申込書が送られてきたなら,必要な情報を記入し,それを主宰監督に渡してください。奉仕委員は自分たちの推薦の言葉を書き添えて早めに協会に送ります。こうして,日本中のどの会衆においても良い世話がなされるよう協力し合うことができます。―フィリピ 2:19-21。