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  • 聖書の17番目の書 ― エステル記
    『聖書全体は神の霊感を受けたもので,有益です』
    • 4 エステル記の記録が信頼の置ける,事実に基づいたものであることは,どのように確証されていますか。

      4 多くの事実はこの書の記録が信頼の置ける,事実に基づいたものであることを確証しています。この記録はユダヤ人によって受け入れられており,彼らはこの書を簡単に,「巻いたもの,または巻き物」という意味の「メギッラー」と呼びました。この書はエズラによってヘブライ語正典の中に含められたものと思われます。作り話なら,確かにエズラはそれを退けたに違いありません。ユダヤ人は今日に至るまで,エステルの時代における大いなる救出を祝って,プリム,すなわちくじの祝日を祝っています。この書はペルシャ人の生活様式や習慣を真に迫った筆致で,また歴史や考古学上の発見にかかわる周知の事実と一致した仕方で述べています。例えば,エステル記には,ペルシャ人が人に敬意を表する仕方が正確に描かれています。(6:8)考古学上の発掘調査により,エステル記に見られる王宮の描写はごく詳細な点に至るまで正確であることが明らかにされてきました。a ―5:1,2。

      5 どんな正確さがエステル記の記述に真実性という特徴を付与していますか。その言語はどの時代と合致しますか。

      5 こうした正確さはまた,廷臣や従者たちの名をさえ注意深く挙げ,ハマンの10人の息子の名まで述べているその記述そのものからも分かります。モルデカイとエステルの血筋はベニヤミンの部族のキシュまでたどられています。(2:5-7)ペルシャ政府の公式の記録のことも言及されています。(2:23; 6:1; 10:2)この書の言語は後代のヘブライ語で,ペルシャ語やアラム語の言葉や表現が数多く加えられており,その文体は歴代誌,エズラ記,およびネヘミヤ記の文体と一致しているので,この書が書き記された時代と完全に合致します。

  • 聖書の17番目の書 ― エステル記
    『聖書全体は神の霊感を受けたもので,有益です』
    • モルデカイのことは聖書中のほかのどの書にも指摘されてはいませんが,彼が歴史上実在した人物であったことは疑問の余地がありません。興味深いことに,年代の分からないある楔形文書が発見され,ドイツのA・ウングナドの説明によれば,その文書はクセルクセス1世の治世中のスサ(シュシャン)の宮廷の一高官であるマルドゥカ(モルデカイ?)のことに言及しています。d

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