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エストニア2011 エホバの証人の年鑑
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兵役を拒否したとして逮捕されたユーリー・シェーンベルクは,労働収容所から連れ出され集中的な尋問を受けました。ウクライナのキエフからKGBの特別係官がエストニアに来て,KGBの協力者になるようユーリーの説得に当たりました。係官はユーリーに,エホバの証人の文書は反政府的で間違いだらけであることを示そうとし,「ものみの塔」誌を何冊か渡して読むよう言いました。雑誌はそれらしく見えましたが,ユーリーは受け取りませんでした。エホバの証人の間に混乱を引き起こすことを意図してKGBが時おり作る偽の「ものみの塔」誌かもしれないと思ったのです。係官は丸1週間,KGBに協力するよう朝から晩まで圧力をかけましたが,ユーリーは堅く立って妥協を拒みました。
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エストニア2011 エホバの証人の年鑑
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ユーリー・シェーンベルク,タービ・クースク,アルトゥル・ミキトはそれぞれ二度投獄され,
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