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エストニア2011 エホバの証人の年鑑
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エストニア人の若い女性ヒルタ・アンクは,友人たちから真理について聞きました。文書を入手するため支部を訪ねた時,ドイツ人の兄弟から,自分が行なう公開講演を通訳してもらえるかどうか尋ねられました。ヒルタはそれを引き受け,1928年,支部で翻訳者として働くよう招かれます。後にヒルタは,イギリス人の兄弟で,全時間の伝道を行なうためエストニアに移動していたアリグザンダー・ブライドソンと結婚しました。ヒルタは翻訳の仕事を効率よく勤勉に行ないました。後に業に禁令が課され,夫と共に国を離れざるを得なくなりましたが,国外で数十年にわたってひそかに翻訳を続けました。この夫婦の全時間奉仕の年数は,合計100年以上になりました。
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エストニア2011 エホバの証人の年鑑
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[167ページの図版]
アリグザンダー・ブライドソンと妻のヒルタ,1930年代
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