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  • 聖書の14番目の書 ― 歴代誌第二
    『聖書全体は神の霊感を受けたもので,有益です』
    • 筆者: エズラ

  • 聖書の14番目の書 ― 歴代誌第二
    『聖書全体は神の霊感を受けたもので,有益です』
    • 1 エズラは歴代誌をいつ完成しましたか。どんな目的が考慮されていましたか。

      歴代誌第一および第二は元々一巻の書とされていたので,背景,筆者,書かれた時期,正典性,および信ぴょう性に関して前の章で述べられた論議は,両書に当てはまります。提出された証拠によれば,エズラは歴代誌第二を西暦前460年ごろ,恐らくエルサレムで完成したものと思われます。エズラの目的は,失われる恐れのあった歴史的な資料を保存することでした。エズラには聖霊の助けはもとより,詳細な事柄を把握して選別する歴史家としての能力もあったので,恒久的で正確な記録を作ることができました。彼は歴史的な事実とみなせる資料を将来のために蓄えて置きました。エズラの仕事は極めて時宜を得たものでした。というのは,今や,何世紀にもわたって記録されてきた,ヘブライ語の神聖な書き物を集大成する必要もあったからです。

  • 聖書の14番目の書 ― 歴代誌第二
    『聖書全体は神の霊感を受けたもので,有益です』
    • 5 歴代誌第二の中ではどの時代のことが扱われていますか。10部族の王国の歴史よりもむしろユダの歴史が特筆されているのはなぜですか。

      5 歴代誌第二の記録は,西暦前1037年に始まるソロモンの治世から,エルサレムにエホバの家を再建するよう命じたキュロスの布告が西暦前537年に出される時に至るまで,ユダにおける出来事をたどります。500年に及ぶこの歴史の中で,10部族の王国のことは,それがユダの事柄に関係するときだけ言及されており,西暦前740年におけるその北の王国の滅亡は指摘されてさえいません。それはなぜですか。なぜなら,祭司エズラは主に,正当な場所である,エルサレムの神の家におけるエホバの崇拝とエホバが契約を結ばれたダビデの家系の者の治める王国のことを気遣っていたからです。こういうわけで,エズラは真の崇拝を支持し,ユダから出る支配者を期待して,南の王国に注意を集中します。―創世記 49:10。

      6 歴代誌第二はどんな点で精神を高揚し,また人を鼓舞するものですか。

      6 エズラは精神を高揚させる見方を取っています。歴代誌第二の36章のうち,最初の9章はソロモンの治世に当てられており,それらのうち6章はすべてエホバの家の準備と献納式に関する事柄に当てられています。その記録はソロモンの背信について述べるのを控えています。残りの27章のうち14章は,基本的にはエホバの崇拝に対するダビデの全き専心の模範に従った5人の王たち,すなわちアサ,エホシャファト,ヨタム,ヒゼキヤ,およびヨシヤのことを扱っています。ほかの13章の中でさえ,エズラは悪い王たちに見られる良い点を注意深く目立たせています。彼は常に真の崇拝の回復と保持に関連した出来事を強調しています。なんと人を鼓舞する記録なのでしょう。

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