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  • 聖書の15番目の書 ― エズラ記
    『聖書全体は神の霊感を受けたもので,有益です』
    • 筆者: エズラ

  • 聖書の15番目の書 ― エズラ記
    『聖書全体は神の霊感を受けたもので,有益です』
    • 4 (イ)エズラ記にはどのような背景がありますか。だれが書きましたか。(ロ)エズラ記はいつ書かれましたか。それはどんな期間を扱っていますか。

      4 回復! これこそエズラ記の背景を成している事柄です。7章27節から9章までの叙述には一人称の言葉が用いられていますが,これは筆者がエズラであることをはっきり示しています。エズラは「モーセの律法の熟練した写字生」であり,「エホバの律法を調べ,これを行ない……教えるよう心を定めていた」実行力の伴った信仰の人でしたので,歴代誌をも書き記したように,この歴史を記録する十分の資格を備えていました。(エズラ 7:6,10)エズラ記は歴代誌の続きなので,これは一般には同時に,つまり西暦前460年ごろ書き記されたと考えられています。この書は,ユダヤ人が「死の子ら」として示される,崩壊して散らされた国民だった時から,エズラのエルサレム帰還後,第二の神殿が完成し,祭司職が清められた時までの70年の期間の事を扱っています。―エズラ 1:1; 7:7; 10:17。詩編 102:20,脚注。

      5 エズラ記とネヘミヤ記にはどんな関係がありますか。それはどんな言語で書かれましたか。

      5 エズラというヘブライ語の名には「助け」という意味があります。エズラ記とネヘミヤ記は元来一つの巻き物を成していました。(ネヘミヤ 3:32,脚注)後に,ユダヤ人はこの巻き物を二つに分けて,それぞれ第一および第二エズラ記と呼びました。現代のヘブライ語の聖書はほかの現代の聖書がしているのと同じように,これら二つの書をそれぞれエズラ記およびネヘミヤ記と呼びます。エズラ記の一部(4:8から6:18および7:12-26)はアラム語で書かれ,残りはヘブライ語で書かれました。エズラはこれら両方の言語に熟達していたのです。

      6 何がエズラ記の正確さを立証していますか。

      6 今日,大多数の学者はエズラ記の正確さを認めています。エズラ記の正典性に関して,W・F・オルブライトは「考古学研究20年後の聖書」(英文)と題する論文の中で,こう書いています。「このように,考古学上の資料はエレミヤ書やエゼキエル書,エズラ記やネヘミヤ記が事実上本物であることを疑問の余地なく実証している。すなわち,それらの資料は種々の出来事に関して従来理解してきた事柄やその順序を確証している」。

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