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どうすれば白昼夢の見過ぎをやめられるだろうか目ざめよ! 1993 | 7月22日
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性に関する空想
十代のころ,アラン(仮名)は別の種類の白昼夢を見ていました。「エッチなことを考えるようになり」,かなりの時間そうしたことを空想していました。アランは後にクリスチャンとして神に命をささげましたが,「それで何かが変わったわけではなかった」ことを認め,「性に関する白昼夢を見るのは,ずっと私の生活の一部となっていました」と言っています。
あなたも同じように情欲をそそる白昼夢に悩まされていますか。c 性欲の高まる「若さの盛り」の時期にこうしたことがあっても,それは異常なことではありません。(コリント第一 7:36)とはいえ,性に関する考えを意識的に膨らませるなら害を受けることになります。聖書はコロサイ 3章5節で,「ですから,淫行,汚れ,性的欲情……に関して,地上にあるあなた方の肢体を死んだものとしなさい」と述べています。性に関する空想を続けていると,間違った欲望が強くなります。マスターベーションを行なうようになったり,実際に性の不道徳を犯したりしてしまいかねません。
どうすれば不道徳な空想の“コンセントを抜く”ことができるのでしょうか。アランは昔のことをこう語っています。「二者択一の方法を使うことにしました。ほかのことに集中しているときは,性に関することに考えを集中できませんでした」。こうしてアランは自己鍛錬を学びました。(コリント第一 9:27)健全な事柄を黙想し,どんな不道徳な考えもすぐにやめることができるようになりました。(詩編 77:12)「この方法はうまくゆきました」とアランは言っています。
興味深いことに研究者たちは,白昼夢を見るのがたいてい暇な時であることを発見しました。ですから,特に「主の業において」,なすべきことをたくさん持つようにするのは,悪い考えが根を下ろさないようにする方法の一つです。―コリント第一 15:58。
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どうすれば白昼夢の見過ぎをやめられるだろうか目ざめよ! 1993 | 7月22日
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c 様々な研究によると,平均的な人の場合,性に関する空想をしている時間は,起きている時間のごくわずかな部分を占めるにすぎません。しかし,エリック・クリンガー博士の著した「白昼夢」という本は,「精神的に興奮する事柄についての記憶が最も鮮明に残る傾向がある。普通,性に関する白昼夢はたいへん刺激的なため,それについて思い出す回数は他の白昼夢よりもずっと多いのだろう」と述べています。
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