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永遠の命を与えるためにわき上がる水ものみの塔 2008 | 6月1日
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スペインに住むアルフォンソという若い男性は,そのような変革を遂げました。「18歳の時,人生が嫌になりました」と言います。当時アルフォンソは,麻薬中毒で犯罪に深くかかわっていました。こう説明します。「自分は汚れている,と思いました。自分の体に対しても他の人々に対しても,良くないことをしていたからです。
「わたしは学校で同じ学年のある女の子がほかの生徒たちとは全く違うのに気づきました。清潔感があり,純粋な感じがしました。自分もあの子のように清い生き方がしたい,と思いました。それで,その子の勧めに従ってエホバの証人の集会に出席しました。すぐに聖書研究を始めて神との友情を築いてゆき,1年足らずで生活を清めてバプテスマを受けたエホバの証人になりました。そして,わたしの劇的な変化を見た近所の人たちから,『うちの子も麻薬中毒なので,助けてほしい』と頼まれるようになりました」。
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永遠の命を与えるためにわき上がる水ものみの塔 2008 | 6月1日
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先ほどのアルフォンソは,神からの「生きた水」を高く評価するようになりました。犯罪と麻薬の生活を続けた人たちについて,こう述べています。「兄も,昔の仲間たちも皆,死んでしまいました。わたしは聖書の知識を得たので,同じような結果にならずにすみました。今こうして生きているのは,エホバの霊的な備えのおかげです」。さらに,アルフォンソは聖書から学んだ事柄のゆえに,神の約束しておられる新しい世で終わりのない命を享受できることも楽しみにしています。―ペテロ第二 3:13。
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永遠の命を与えるためにわき上がる水ものみの塔 2008 | 6月1日
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[15ページの図版]
現在のアルフォンソ。聖書の言葉を伝えている
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