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過ぐる1年の際立った事柄2009 エホバの証人の年鑑
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ブライアンという男性はこう述べています。「わたしは以前から聖書について知りたいと思っていましたが,友達と教会に行っても,歌を歌ったりゲームをしたりするだけでした」。ブライアンは勉強とスポーツに打ち込みました。五つの言語を学び,大学の奨学金を取得しましたが,霊的には満たされませんでした。それで真理を見いだせるよう神に祈りました。
ブライアンはさらにこう続けます。「どうしても答えを知りたかったので,インターネットからエホバの証人について調べてみることにしました。学校でエホバの証人の友達から,神の名はエホバだと聞いていたからです。それで公式ウェブサイトを開き,『神はわたしたちに何を求めていますか』のブロシュアーを読み始めました。こうしてついに答えを得たのです」。ブライアンは聖書研究を申し込み,急速に進歩し,2004年にエホバに献身しました。現在は正規開拓者として奉仕しています。ブライアンは,聖書による訓練を受け,言語能力を生かして宣教者として奉仕することを希望しています。
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過ぐる1年の際立った事柄2009 エホバの証人の年鑑
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デニーズという女性は,エホバの証人の信条について尋ねたいことがあったものの,地元の王国会館に行く気にはなれませんでした。その代わりにインターネットを検索することにし,www.watchtower.orgを見つけました。掲載されている情報から,真理を見いだしたと確信しましたが,聖書研究を申し込むことをためらいました。聖書の規準に合わせるためには自分を変えなければならないことが分かったからです。「訪問を受けたいと思われますか」という欄に4回記入したものの,そのたびに送信ボタンを押す勇気が出ませんでした。
2007年3月,デニーズは再度記入しました。これで5回目です。このたびは送信ボタンを押し,訪問を依頼しました。地元の会衆に連絡がなされ,長老たちはボニーという姉妹にデニーズを訪問するよう頼みました。ボニーが最初に訪問したその週のうちに,デニーズは王国会館での集会に出席し始めました。
その年の夏の終わりに,デニーズは宗教的な物品を処分し,それまで属していた宗教を脱退し,バプテスマを受けていない伝道者の資格を得ました。その後も二人の息子と共に急速に進歩し,8歳の息子は神権宣教学校に入校しました。2008年1月,デニーズはバプテスマを受けました。そして2か月後 ― 送信ボタンを押してからちょうど1年後 ― 補助開拓者として承認されました。「ウェブサイトがなかったら,この経験をお話しすることもなかったでしょう」とデニーズは言います。
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