「40冊持ってきてください。私が配ります」
ドイツ南部で行なわれている聖書教育の一環として,ウォルフガングと妻のウァルトラウトは,ある男性に幾度か「目ざめよ!」誌を勧めたことがありました。その人は,「読むものがたくさんありますから」と言って,いつも断わっていました。
しかしこの夫婦は,「目ざめよ!」誌,1996年11月22日号の「エホバの証人に関する誤解を取り除く」という記事なら読むかもしれないと思いました。その記事は,米国カリフォルニア州のあるロータリー・クラブで行なわれた講演に関するものでした。
ウォルフガングが雑誌を開いて,その記事を男性に紹介すると,その人はそれを読みはじめました。それから,この雑誌をいただいてもいいですかと尋ね,「今晩,少しゆっくり落ち着いたときに読みます」と言いました。
ウォルフガングと彼の妻は,3日後にその男性に会いました。どんな反応があったでしょうか。「あの記事はとても面白かったですよ」と,彼は言いました。
なぜそんなに感心したのでしょうか。この男性も,エホバの証人についていくらか誤解していたようでした。でもその時には,ロータリー・クラブの友人たちもこの記事を興味をもって読むに違いないと思うようになっていたのです。「この記事の載った雑誌をもっとたくさん手に入れることができますか」と尋ねました。
「何冊欲しいですか」と,ウォルフガングが聞きました。
「40冊持ってきてください。私が配ります」。
「目ざめよ!」誌を1部ご希望の方,あるいは無料の家庭聖書研究を行なうことをご希望の方は,どうぞ 243-04 海老名市中新田1271 ものみの塔聖書冊子協会,もしくは5ページの最寄りの住所あてに,手紙でお知らせください。