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フィンランド1990 エホバの証人の年鑑
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さらに,同じ年に,フィンランドの兄弟たちは最初の印刷機を受け取り,それを支部事務所の地下室に設置しました。ハルテバ兄弟はその印刷機について,「印刷機の音は私たちの耳には快い音楽ですが,敵対者にとってはひどく耳障りな音であり,家の中から私たちも含めてその機械を処分したいと思ったことでしょう」と書いています。
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フィンランド1990 エホバの証人の年鑑
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「石が叫ぶ」
1930年代の終わりごろ,ハルテバ兄弟は,蓄音機のレコードにフィンランド語でラザフォードの説教を録音しました。なぜレコードに録音するのですか。携帯用蓄音機という画期的な製品が発明されたのです。蓄音機は,再訪問と家から家の活動で用いることになりました。そして支部事務所では,兄弟たちが製作した携帯用ボックスの中にその蓄音機の部品が組み込まれました。証人たちはその“物を言う”機械を携えて野外奉仕に出かけ,「石が叫ぶ」というスローガンを使用しました。
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