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フィンランド1990 エホバの証人の年鑑
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1940年1月18日,司法省は,「政府と平和」および「人々のための自由」という小冊子が没収されることを発表しました。4か月後の1940年5月28日,裁判所は,長期にわたる法廷論争の末,地元のものみの塔協会を解体する判決を下しました。
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フィンランド1990 エホバの証人の年鑑
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禁令下で文書が使用される
警察が支部にある文書を没収することが明らかになると,ほとんどの文書は様々な兄弟の家庭に分配されました。警察は兄弟たちの手元にある文書は押収しなかったので,野外で使用できる文書の蓄えはかなりの量に上りました。
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フィンランド1990 エホバの証人の年鑑
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1942年の暮れに雑誌の印刷が中止を余儀なくされると,兄弟たちは「ものみの塔」誌の中から主要な記事を謄写版で印刷し始めました。これらの写しは「固い食物」と呼ばれ,郵便で送ることはできませんでした。そこで,何人かの使者が国内の各地でそれらの写しを諸会衆へ運びました。この取り決めは,その後戦時下で大いに役立ちました。
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