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ポイント1 ― 賢く食べる目ざめよ! 2011 | 3月
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ポイント1 ― 賢く食べる
「食べ物を食べよう。ほどほどの量を。主に植物を」。作家のマイケル・ポーランは食について,時の試練に耐えてきたアドバイスをわずかな言葉で要約しています。これはどういう意味でしょうか。
自然のままの食べ物を食べる。“本当の”食物 ― 現代の加工食品ではなく,これまで何千年も人が食してきた,自然のままの食べ物 ― を中心に食べましょう。包装して売られている食品や,外食チェーンのファストフードには,たいてい糖分・塩分・脂肪分が多く含まれており,心臓病・脳卒中・がんなどの重病の原因になりかねません。調理の際には油で揚げるのではなく,蒸すかオーブンやグリルで焼きましょう。減塩のため,ハーブやスパイスを多めに加えます。肉には必ず火を通し,傷んだ食物は口にしません。
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ポイント1 ― 賢く食べる目ざめよ! 2011 | 3月
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主に植物を食べる。バランスの取れた食事をするには,肉やでんぷん食品より,果物・野菜・未精白の穀物を多めに取る必要があります。週に一,二回は肉の代わりに魚を食べましょう。パスタ・精白パン・白米など,栄養分の多くが取り除かれた食品は減らします。危険を伴う流行のダイエットは避けます。親の皆さん,子どもの健康を守るために,体によい食べ物を好きになるようにしつけましょう。例えば,おやつにはポテトチップやキャンデーやチョコレートではなく,ナッツやよく洗った果物を与えましょう。
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