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新しい世は近づいている!ものみの塔 1991 | 7月15日
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イエスは食糧不足も予告しておられましたが,これは両大戦のそれぞれの戦後の時期に多くの国で猛威を振るいました。科学の進歩とは裏腹に,現在でも世界の4分の1近くの人が飢えています。毎年,栄養不良のために死亡する子供やその他の人は数百万人に上ります。ワールドブック百科事典はこう述べています。「アフリカ,アジア,中南米の発展途上国の大半は,人々をかろうじて養える程度の食糧しか持っていない。その国々では,数百万人がいつも飢えている。食糧の生産や輸入が何らかの理由で減少すれば,飢きんが発生し,数千人,いや数百万人が死ぬかもしれない」。
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新しい世は近づいている!ものみの塔 1991 | 7月15日
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現在,数百万人が食糧不足で命を失っています。飢えている人に食糧を与えようとする努力は確かに貴いものですが,それでも貪欲その他の要因のために,人間はこの問題を解決することができていません。例えば,南アフリカ,ヨハネスブルクのサタデー・スター紙はこう伝えています。「政治的な議論,燃料費の高騰,果てしなく続くかに見えるアフリカの様々な紛争による疲れなどが絡み合い,救済が遅れている。……最も被害の大きい国に数えられるスーダンでは,1991年に500万から600万の人々が飢餓に直面する」。
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