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神が苦しみの存続を許された理由目ざめよ! 1990 | 10月8日
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自由意志の誤用
人間の最初の両親は,自分たちが神とその律法から離れてなお幸福でいられるようには造られていないという事実を見失いました。二人は神から独立すれば自分たちの生活は向上するだろうと考えて,神から独立することに決めました。しかし,これは彼らの持っていた自由の乱用でした。神の定めた自由意志の限度を踏み越えたのです。―創世記 3章。
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神が苦しみの存続を許された理由目ざめよ! 1990 | 10月8日
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神は悪と苦しみの存続を許すことにより,自由意志の誤用の惨めな結果を一度限り永遠にお示しになりました。自由意志は極めて貴重な賜物なので,神はこれを人間から取り上げるよりもむしろ,それを誤用するとどういうことになるかを人間に見させてこられました。
自由意志に関して,「保守派ユダヤ教の原則の明細」という出版物はこう述べています。「人々が善と悪に直面した際に間違った選択をする可能性が実際にないのであれば,選択の概念は全く無意味になる。……世の苦しみの多くは,我々が与えられている自由意志を誤用した直接の結果である」。
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