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  • すべての預言は神から出ていますか
    ものみの塔 1987 | 5月1日
    • 預言とは何か

      ウェブスター大学生用新辞典 第9版の預言の定義は,「霊感を受けて神の意志と目的を伝えること 2:霊感による預言者の発言 3:来たるべき事柄の予報」となっています。この定義は,預言に種々の源泉がありうることを示唆しています。

      大学の宗教学の教授E・ボラジ・イドウは伝統的な宗教を擁護し,「アフリカにおける多面的な神の概念」について述べています。同教授の著した「アフリカの伝統的宗教」という本の説明によると,これは「一般に社会構造と風土が生み出す強い傾向」です。例えば同教授は,「アフリカのほとんどの地域で,神は男性とみなされているが,ある地域[とりわけ家母長制の地域社会]では神は女性と考えられている」と述べています。そのように地方によって異なる,相いれない宗教概念が神の霊感によるものと言えるでしょうか。イドウ教授は,「アフリカでは……どんな……部族でも,何ものにも妨げられることなく,その部族独自の神の概念を発展させる」ことを認めています。これは次のことを示唆しています。つまり,そのような宗教概念は,神の啓示によるものではなく,人間の考えや観察から生まれたものであるということです。―ローマ 1:19-23と比較してください。

      伝統的な占い師と託宣は,真の神の性質や意志や目的を啓示するものではありません。占い師たちはタブーの問題を扱い,その土地のさまざまな“神々”が要求する儀式を行ないます。占い師の予言はオカルト的な知識や占いに基づいています。ですからそのような予言は,霊感による神の意志の宣言ではありません。そのような予言の源泉は,霊感を与えて真の預言を行なわせる全能の神ではありません。―ペテロ第二 1:20,21。申命記 13:1-5; 18:20-22。

      ではその予言はどこから出ているのでしょうか。どうぞ次の記事をお読みください。この質問や,先に挙げた他の質問の答えを得ることができます。

  • 預言にはどんな目的がありますか
    ものみの塔 1987 | 5月1日
    • 預言にはどんな目的がありますか

      ある人々は,自分たちの崇拝形式は超人間的な源から啓示されたものだと主張しますが,超自然の力には善いものと悪いものとがあるということも認めています。そうすると,次のような疑問が生じます。それらの崇拝形式はそれぞれ善い源から啓示されたものでしょうか,それとも悪い源から啓示されたものでしょうか。真の神の啓示によるものはどれでしょうか。

      最初の宗教

      人類が一つの家族であることは認められています。このことは最初の一組の人間夫婦アダムとエバに関する聖書の記述と調和しています。創造者であるエホバはその夫婦にご自身をお知らせになりました。そしてご自分の目的の中における二人の役割,およびご自分との真の関係をアダムとエバに明らかにされました。神はアダムをご自分の最初の預言者とし,神の啓示をその妻,ひいては彼らの子孫,すなわち全人類に伝える責任を持つ者とされました。―創世記 1:27-30; 2:15-17。

      これはエホバ神によって啓示された唯一の宗教,唯一の崇拝形式でした。この崇拝は神のご意志に対する従順によって表現されました。儀式も,犠牲も,神殿も,託宣も必要ではありませんでした。

      偽宗教の出現

      これに対抗する最初の“啓示”は,崇拝されることを望んでいたひとりのみ使いから来ました。そのみ使いは真の宗教に代わるものを提供し,自分と共に創造者に反逆するよう,アダムとエバを誘惑しました。このことによってそのみ使いは,サタン,すなわち神に反対する者となりました。サタンの“預言”は,自主的決定と神からの独立を約束するかに見えました。しかしそうではなく,人をサタンと罪に隷属させ,死をもたらすものとなりました。―創世記 3:1-19。マタイ 4:8-10。ローマ 5:12。

      やがて,反逆したみ使いたち,つまり悪霊たちがサタンに加わりました。人類の堕落を助長した偽りの宗教概念を生み出したのはこの悪霊たちに違いありません。アダムの孫息子エノシュの時代に,「エホバの名を呼び求めることが始まった」のです。「パレスチナ・タルグム」によると,これは当時の偶像崇拝の一部として行なわれ,神を冒涜するものでした。―創世記 4:26; 6:1-8。ペテロ第一 3:19,20。ペテロ第二 2:1-4。

      偽宗教はノアの日の洪水で一掃され,エホバの預言者ノアが行なっていた真の崇拝形式だけが残されました。(創世記 6:5-9,13; 7:23。ペテロ第二 2:5)しかし,悪霊たちは生き残り,再び偽りの預言や宗教概念を持ち込みました。悪霊たちは,ノアの子孫が偽りの宗教の中心地となるバベルという都市を建てることによってエホバの怒りを買うように仕向けました。しかし,神は彼らの言葉を乱し,「彼らをそこから地の全面に散らされ」ました。―創世記 11:1-9。

      このことはすべて何を物語っているでしょうか。わたしたち人間はみな,ノアおよびアダムの子孫であるということです。したがって,すべての文化は共通の起源を有し,ノアの時代から伝わってきた知識の名残として何らかの神の概念を保持してはいますが,この基本的な概念は,バベル(後日バビロンとして復興)から全地に散った祖先から受け継いだ偽りの宗教思想によって汚染されています。そのことは,死者の霊に関する一般に行きわたっている迷信・先祖崇拝・占星術・占い・魔術などに見られます。―ダニエル 2:1,2。

      預言の目的

      では,現在ある宗教はその遠い過去から受け継いだ種々の概念だけに基づいているということでしょうか。そうではありません。サタンと悪霊たちは,今なお偽りの預言をさせて人類を欺き,分裂させ,神についての真の啓示を識別できないようにし,偽りの思想と偽宗教を作り上げます。(テモテ第一 4:1。ヨハネ第一 4:1-3。啓示 16:13-16)聖書はこのように述べています。「民の間には偽預言者も現われました。あなた方の間に偽教師が現われるのもそれと同じです。実にこれらの人々は,破壊的な分派をひそかに持ち込み(ます)」― ペテロ第二 2:1。

  • 預言にはどんな目的がありますか
    ものみの塔 1987 | 5月1日
    • 真の預言書

      この重要な情報を,口伝または種々の国民への別個の啓示によって正確に保存することは不可能でした。一番良い保存方法,またすべての国民への最善の伝達手段は文書でした。そしてこの役目を果たしているのが聖書です。神の霊感による啓示が収められ,神と人間との交渉に関する歴史的,預言的な記述が保存されているのは聖書だけです。救いのための神の代理者イエス・キリストを指し示し,イエスがメシアとしての地位において将来成し遂げる事柄に関する最終的な預言が収められているのも聖書だけです。したがって聖書は,霊感を受けて書かれた,完結した神の言葉です。―ローマ 15:4。コリント第一 10:11。ペテロ第二 1:20,21。

      聖書が完結した後に新しい“預言”や宗教,分派などを紹介した人々は,神から霊感を受けた人ではあり得ません。真の預言は,種々の新しい宗教を啓示するために与えられたのではありません。

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