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生殖 ― 進化によるものか,それとも神からのものかものみの塔 1986 | 7月15日
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「神わざとも言えるほどの複雑さ」。サイエンス・ニューズ誌は女性の生殖器官についてそのように述べました。しかし,女性の卵巣で作られる1個の卵子は独力で生命を作り出せるわけではありません。生命が作り出されるには,男性の生殖器官で作られる精子が卵子の核と合体しなければなりません。それにしても,精子はどんな作用によって卵子を増殖させるのでしょうか。この質問には科学者もいまだに頭をひねっています。
進化論を信じるなら別の疑問も起きてきます。もし男性と女性の生殖器が進化したのであれば,両方の生殖器が完全に発達するまで,生命はどのようにして生じていたのでしょうか。
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生殖 ― 進化によるものか,それとも神からのものかものみの塔 1986 | 7月15日
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進化論によると,人間は単純な微生物から進化したとされています。しかし,人間と違って,微生物はほとんどの場合,単一の親から生まれます。それは自己増殖します。この生殖の型が二親を必要とするさらに複雑な型にどのようにして進化できたのでしょうか。前のページの囲み記事に示されているとおり,進化論者はこの質問に答えるのが難しいことを知っています。
この大きな飛躍については,いとも簡単に「有性生殖の発現」と説明されています。しかし,科学者の中には異議を唱える勇気を持ち合わせている人もいます。南アフリカのウェスタン・ケープ大学のヤープ・キース教授は,それを「突飛な推論」と述べています。
生殖についての納得のゆく説明は一つしかありません。その機能は全能の創造者であるエホバ神からの賜物です。「あらゆる良い賜物,またあらゆる完全な贈り物は上から来ます」と,聖書にあるとおりです。―ヤコブ 1:17。
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