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エホバがカナン人とイスラエル人を立ち退かせた理由目ざめよ! 1989 | 1月22日
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「ハーレーの聖書ハンドブック」改訂版は,バアルがカナン人の主神,アシュトレテがその妻で主女神であることを説明した後こう述べています。「バアルとアシュトレテの神殿は大抵一緒になっていた。女祭司たちは神殿娼婦であり,男色者たちは神殿男娼であった。バアルやアシュトレテ,またカナン人の他の神々の崇拝には,極めて放縦な乱飲乱舞の酒宴が含まれており,その数々の神殿は堕落行為の中心になっていた」― 166ページ。
カナン人時代のそれら「高き所」の一つの遺跡で,「バアルに犠牲としてささげられた子供たちの遺骨を収めた非常に多くの壺が[考古学者たちにより]発見され,その全域が新生児の墓地であったことが分かり」ました。さらに,「欲情をあおることを意図して性器を露骨に強調したアシュトレテの像や粘土板が多量に」発見されました。「こうしてカナン人は,自分たちの神々の前で宗教祭儀として不道徳行為にふけり,それからその同じ神々への犠牲として自分たちの初子を殺す,という崇拝を行なった」のです。―166,167ページ。
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エホバがカナン人とイスラエル人を立ち退かせた理由目ざめよ! 1989 | 1月22日
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考古学者たちは,イスラエルが土地を占領していた時代の地層から,アシュトレテの神殿跡を発掘しました。そして,「この神殿からわずか数歩離れた所に墓地があり,そこにはこの神殿で犠牲にされた幼児の遺骨を収めた数多くの壺があった。……バアルとアシュトレテの預言者たちは,公認の児童殺害者だった」ということです。―「ハーレーの聖書ハンドブック」,198ページ。
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