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義の新しい世への救出ものみの塔 1997 | 4月1日
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神の僕たちが攻撃される
6,7 エホバの僕たちが「大患難」の期間中に攻撃されても確信を抱いていられるのはなぜですか。
6 偽りの宗教を滅ぼした政治分子は,今度はエホバの僕たちに矛先を向けます。預言の中で「マゴグの地のゴグ」と呼ばれているサタンは,「わたしは,騒乱のおそれもなく,安らかに住んでいる者たちのところに入って行く」と言います。サタンは彼らを格好の餌食と考え,『地を覆う雲のように,おびただしい軍勢』によって襲いかかります。(エゼキエル 38:2,10-16)エホバの民は,自分たちがエホバに依り頼んでいるゆえにこの攻撃が失敗に終わることを知っています。
7 ファラオとその軍隊が神の僕たちを紅海のきわに追い詰めたと思ったその時,エホバは奇跡によってご自分の民を救出し,エジプトの軍隊を滅ぼされました。(出エジプト記 14:26-28)「大患難」の期間中,諸国民がエホバの民を追い詰めたと思う時,エホバは再度奇跡によって救助を施されます。「その日,……わたしの激しい怒りがわたしの鼻の中に上る。そしてわたしは,わたしの激情によって,わたしの憤怒の火によって話さなければならなくなる」。(エゼキエル 38:18,19)その時,「大患難」はいよいよ最高潮を迎えます。
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義の新しい世への救出ものみの塔 1997 | 4月1日
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10 神の言葉は「大患難」の最高潮をどのように描いていますか。
10 その時エホバはサタンの体制に決定的な打撃を加えます。「わたしは疫病と血とをもって[ゴグ]に対して裁きを行なう。わたしはみなぎりあふれる大雨と雹,火と硫黄を彼とその隊……の上に降らせるであろう。……そして彼らはわたしがエホバであることを知らなければならなくなる」。(エゼキエル 38:22,23)サタンの体制の残存物はことごとく滅ぼし去られます。神を無視する人々から成る人間社会は完全に滅ぼし尽くされます。それが「大患難」の最高潮をなすハルマゲドンです。―エレミヤ 25:31-33。テサロニケ第二 1:6-8。啓示 16:14,16; 19:11-21。
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