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グアドループ1995 エホバの証人の年鑑
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昼休みの熱心な証言
ポワンタピートルの北約20㌔のところにあるポールルイでは,ジョルジュ・ムスタッシュが,1943年に良いたよりをその地で聞いた後,王国の真理の種をさらにまく特権にあずかっていました。そうした初期の時代を思い出して,兄弟はこう言っています。「ボーポール砂糖工場では,自分が働いていた木工所で毎日昼休みに即席の話をしました。私を悩ませていたある年配の僧職者が,ある日私に挑戦してきました。『もしまことの神を崇拝しているのなら,ここに蹄鉄の燃えている炉床がある。この火の上を歩いてみろ』。私の声が木工所全体に響き渡りました。こう答えたのです。『サタンよ,離れ去れ!「あなたは主,あなたの神を試みてはならない」と書いてあるからです』」。―マタイ 4:5-7をご覧ください。
日曜日になるとムスタッシュ兄弟は,もっと聞きたいという態度を示した同僚に証言するために何キロも歩いて行きました。野外奉仕を朝の8時から始めて晩の7時までずっと行なうこともしばしばで,時には食事も取らないことがありました。ムスタッシュ兄弟はポールルイにあったアドベンティスト派の小さなグループの指導者のところにも毎週足を運び,この人は間もなくエホバの証人になりました。
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グアドループ1995 エホバの証人の年鑑
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毎週日曜日,ミスダン兄弟かムスタッシュ兄弟が ― 後にはラアランド兄弟も ― ポワンタピートルからバステールまでの60㌔をバスで移動して,そこにいる関心のある人たちを援助しました。兄弟たちの努力は報われました。
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グアドループ1995 エホバの証人の年鑑
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[131ページの図版]
ジョルジュ・ムスタッシュは毎日昼休みに職場で証言した
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