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ハイチ1994 エホバの証人の年鑑
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フレッド・ルーカクと若いカトリック教徒の女性との間で交わされた会話から,その9人の中にどんな人たちがいたのかが分かります。フレッドの記憶によれば,それはこんな会話でした。
「彼女は『きょうはお独りですか』と尋ねました。『いいえ,ロック・サンジェラールも一緒です』と答えると,『ロック・サンジェラールさんですって?』と言って,あぜんとしていました。『ロックは今,エホバの証人なんですよ』と言うと,『でも,あの方は「レージョナル会」の会長をしていらしたのに。カトリック教会の柱だった方ですよ』と,大声で言いました。『あの人の奥さんもエホバの証人です』と,私は言葉を加えました。『イルランド・サレットさんもあなた方エホバの証人と研究しているというのは本当ですか』。『本当ですよ。イルランドはわたしたちの集会に出席していますし,伝道にも一緒に出ています』。『まあ,何ということでしょう! あの方は「クロワゼ会」の会長だった方なのに』。私が,『それにルシアンヌ・ルブランも……』と言いかけると,『ということは,教会の4本柱ではありませんか』と彼女は遮りました。『あなたも研究したほうがよさそうですね』と言う私に,彼女は『そうします』と,答えました」。
上に挙げた人たちや他の人たちも,その年,1957年12月に開かれた地域大会でバプテスマを受けました。
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ハイチ1994 エホバの証人の年鑑
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ポールドペにおける初期の王国宣明者たち:後列は特別開拓者のフランソワ・ドクシーとジャン・セナ; 前列はロック・サンジェラールと,その妻,そしてルシアンヌ・ルブラン
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