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箴言聖書に対する洞察,第1巻
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幸福の伴う安全 エホバから与えられる実際的な知恵と思考力を守る人に対して,「箴言」はこう述べています。「エホバご自身が実際にあなたの確信となってくださり,あなたの足を必ず捕らわれから守ってくださる」。(箴 3:21,26; 10:29; 14:26)エホバを恐れるなら,「そうすれば将来があり」ます。(23:17,18)さらに,将来の希望だけでなく,現在の幸福や安全もあります。(3:25,26)「エホバは人の道を楽しまれるとき,その人の敵たちをもこれと和らがせる」。(16:7)神は義者が飢えたままでいるのをお許しになりません。(10:3)もし人が自分の持っている貴重なものをもって神を敬うなら,その人の「貯蔵所は満ちて有り余(る)」ようになります。(3:9,10)神はそのような人の命の日を増し加えられます。―10:27。
エホバのみ名を『避難所とする』人(その名が表わすすべての物事のゆえに,その名を理解し,認める人)は,そのみ名が強固な塔,つまり古代の人々が敵からの安全を求めて逃れた場所のようであることに気づきます。―箴 18:10; 29:25。
エホバのみ前における謙遜さは「富と栄光と命」をもたらします。(箴 22:4)憐れみと真実は神が望んでおられるものです。それらには犠牲より高い価値があります。悪から離れ,エホバを恐れ,このようにして神に仕える人々は,神からの不利な裁きを受けることがありません。(箴 16:6。サム一 15:22と比較。)エホバの道を知ることにより,人は「良いことに関する行路全体」に従うことができます。―箴 2:9。
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箴言聖書に対する洞察,第1巻
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神から備えられたこの書の知識と知恵を得ることは,現在の生活において幸福を見いだす上で大きな助けとなり,永遠の命に至る道筋へと人を送り出します。
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