ものみの塔 オンライン・ライブラリー
ものみの塔
オンライン・ライブラリー
日本語
  • 聖書
  • 出版物
  • 集会
  • ハワイ
    1991 エホバの証人の年鑑
    • ミクロネシアでの業を拡大する

      1968年4月に行なわれたノア兄弟の地帯訪問の直前に,ある大手航空会社は,ホノルル・スター・ブレティン紙の中で,ハワイ,ミクロネシア,グアム島を結ぶ航空路線の開始を発表しました。ミクロネシアの東端に位置するマーシャル諸島の地域が,ハワイ支部に割り当てられたばかりだったため,支部事務所の兄弟たちはノア兄弟にその記事をぜひ見せたいと思いました。カワサキ兄弟はこう述懐しています。「ミクロネシアの七つの地域とグアム島における業を拡大するために,この新しい航空路線がどんな可能性を開くか,頭の中で想像し始めた兄弟の目の輝きがよく分かりました」。ノア兄弟はしばらく静かに考えた後,カワサキ兄弟のほうを向いてこう言いました。「[ナサニエル]ミラー兄弟にこれらの島で巡回監督として奉仕してもらいましょう。そして,あなたも交替で行けますね」。

      ハワイの西方に広がるミクロネシアには,780万平方㌔余りの海域に点在する2,000の島があり,そのうち97の島には人が住んでいます。各島の地域にはそれぞれの言語がありますが,第一次世界大戦後に,国際連盟がミクロネシア地方の大部分を日本の委任統治領にして以来,そこが日本に占領されていたことは覚えておかなければなりません。そのため約25年にわたって,学校では日本語が教えられていました。地域住民の多くは日本語を上手に話せるようになりました。ミラー兄弟は宣教者として日本にいた間に日本語を学んでいたため,これらの島を回るのに打ってつけの人物でした。

      こうしたことが実際に予備的な段階となって,グアム島やミクロネシアの残りの地域は,1969年1月1日から最終的にハワイ支部が監督するようになりました。ハワイ支部はこれらの島に近かったため,こうした霊的な辺境に住むわずかな伝道者たちにより良いサービスを行ない,より緊密に連絡をとることができるように思われました。ミラー兄弟が巡回監督としてその地域を受け持つ一方,カワサキ兄弟は九つの宣教者の家を年に1度訪問しました。何人かの宣教者が巡回監督として奉仕するよう任命された後も,この二人の兄弟たちは宣教者の家を毎年訪問し,グアム島とミクロネシアで地域監督として奉仕しました。

  • ハワイ
    1991 エホバの証人の年鑑
    • [101ページの図版]

      ナサニエル・ミラーとアリーン・ミラーは1954年にハワイに来て,1980年にグアム島に任命されるまでハワイで奉仕したa

日本語出版物(1954-2026)
ログアウト
ログイン
  • 日本語
  • シェアする
  • 設定
  • Copyright © 2025 Watch Tower Bible and Tract Society of Pennsylvania
  • 利用規約
  • プライバシーに関する方針
  • プライバシー設定
  • JW.ORG
  • ログイン
シェアする