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  • らくだや野馬が自由に駆け回る土地
    目ざめよ! 2001 | 4月8日
    • 野生の馬の世界最大の群れ,

  • らくだや野馬が自由に駆け回る土地
    目ざめよ! 2001 | 4月8日
    • 野馬<ブランビー>とはどんな動物か

      1788年のこと,英国の最初の船団がオーストラリア海岸に到着し,囚人や軍人や馬が降ろされました。この国の馬の歴史は,馬と共にやって来た人間の歴史同様,伝奇的,かつ悲劇的です。

      新たな辺境を利用しようとする際に肝要なこととして,初期の開拓者たちは馬に乗って大陸をくまなく巡りました。やがて,群れからはぐれた馬や放れ馬が野生化し,野馬<ブランビー>として知られるようになりました。英語のbrumby<ブランビー>という言葉は,クイーンズランド州のアボリジニーの「野生」という意味の言葉,「バルームビー」から来ているのかもしれません。

      野馬の自由奔放な気性に想像力を刺激された一詩人,A・B・(バンジョー・)パターソンの「スノーウィ河から来た男」という題のバラードに親しんできた多くのオーストラリア人は,野馬のすみかを心の中でいつまでも懐かしく思い出します。第一次世界大戦後,野馬の数は増えました。それは,特にオーストラリア軽騎兵旅団のために作り出され,英領インドの軍隊が使ったウェーラーという馬の需要が同大戦後減少し,この騎兵馬が原野に放されたためでした。今では,野生に返った推定30万頭の馬が,この大陸を歩き回っているのです。

      歩き回るそれらの馬は,もろい表土を,かじ屋の鎚のように蹄で砕き,水場の土手を壊し,干ばつに襲われると,餓死したり渇水のために死んだりします。家畜は過密状態になっており,すでに土地は極度に酷使されているため,それらの野馬は耐え難い重荷になっています。ですから,毎年,何千頭もの野馬が間引きされており,人間の食用に供されるものもあれば,ペットフードとして売却されるものもあります。

  • らくだや野馬が自由に駆け回る土地
    目ざめよ! 2001 | 4月8日
    • [16,17ページの図版]

      シンプソン砂漠の外れを自由に駆け回る野馬の群れ

  • らくだや野馬が自由に駆け回る土地
    目ざめよ! 2001 | 4月8日
    • [18ページの図版]

      野馬狩り ― 奥地のやり方

      [クレジット]

      © Esther Beaton

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