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『平和に役だつ事柄を追い求めましょう』ものみの塔 2008 | 11月15日
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『平和に役だつ事柄を追い求めましょう』
新しく舗装された道路は,しっかりしていて,簡単には傷まないように見えます。しかし,時間がたつにつれて,ひび割れたり穴ができたりするかもしれません。安全を確保し,道路を維持するためには,修復が必要です。
同じように,他の人との関係にも,時としてひずみが生じたり,場合によってはひびが入ったりすることさえあるかもしれません。使徒パウロは,ローマのクリスチャンたちの間に見解の相違があったことを知っていました。それで,仲間のクリスチャンに対し,「平和に役だつ事柄や互いを築き上げる事柄を追い求めましょう」と助言しています。(ロマ 14:13,19)なぜ『平和に役だつ事柄を追い求める』必要があるのでしょうか。どうすれば勇気をもって巧みに平和を追い求めることができますか。
なぜ平和を追い求めるべきか
道路の小さなひびをほうっておくと,大きくなって危険になることがあります。同様に,個人間の不和を解決せずにそのままにしておくなら,悲惨な結果を招きかねません。使徒ヨハネはこう書いています。「『わたしは神を愛する』と言いながら自分の兄弟を憎んでいるなら,その人は偽り者です。自分がすでに見ている兄弟を愛さない者は,見たことのない神を愛することはできないからです」。(ヨハ一 4:20)個人間の不和を解決しなければ,やがて兄弟を憎むようになってしまうかもしれません。
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『平和に役だつ事柄を追い求めましょう』ものみの塔 2008 | 11月15日
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道路の小さなひびは普通,その箇所を覆うことによって修復できます。では,兄弟たちの小さな欠点を許して覆うことができますか。そのようにするなら,個人間の不和はたいてい解決できるでしょう。使徒ペテロが書いたように,「愛は多くの罪を覆う」からです。―ペテ一 4:8。
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