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  • 聖書の23番目の書 ― イザヤ書
    『聖書全体は神の霊感を受けたもので,有益です』
    • 残りの40章から66章では,バビロンからの釈放,ユダヤ人の残りの者たちの帰還,そしてシオンの回復が主題となっています。

  • 聖書の23番目の書 ― イザヤ書
    『聖書全体は神の霊感を受けたもので,有益です』
    • さあ,新芽を,エッサイ(ダビデの父)の切り株から出る小枝を見てください! この「小枝」は義によって支配し,彼によって全創造物に楽しみがあるのです。害することも損なうこともありません。「水が海を覆っているように,地は必ずエホバについての知識で満ちるからである」。(11:1,9)この方が諸国民のための旗じるしとなって,アッシリアから帰って来る残りの者たちのために街道が敷かれます。人々は救いの泉から水をくんで,エホバに調べを奏でることに歓喜するでしょう。

  • 聖書の23番目の書 ― イザヤ書
    『聖書全体は神の霊感を受けたもので,有益です』
    • しかし,やがて神は捕らわれ人たちに注意を向け,彼らを集めてくださいます。神はとりで,また避難所です。神はご自分の山で宴を催し,死を永久に呑み込み,すべての顔から涙をぬぐい去ってくださいます。「これがわたしたちの神である」と言われるようになります。「これがエホバである」と。(25:9)ユダには,城壁のために救いを持つ一つの都市があります。エホバに依り頼む者たちには永続する平和があります。「ヤハ,エホバに,定めのない時に至る岩があるから」です。しかし,邪悪な者は「全く義を学びません」。(26:4,10)エホバはご自分の敵対者たちを打ち殺し,ヤコブを回復されます。

      18,19 (イ)エフライムとシオンに対してどんな対照的な災いと喜びが布告されますか。(ロ)エホバはどんな資格でご自分の民を救い,また治めますか。

      18 神の憤りと祝福(28:1-35:10)。エフライムの酔いどれたちは災いです。彼らの「美しい飾り」は必ずしぼんでゆきます。しかし,エホバはご自分の民の残りの者たちにとっての「飾りの冠,また美の花輪となり」ます。(28:1,5)それにもかかわらず,エルサレムの自慢する者たちは,試みを経た,シオンの貴重な土台石に頼るのではなく,うそを避難所として頼ります。鉄砲水が彼らすべてを流し去ります。エルサレムの預言者たちは眠っており,神の書は彼らに対しては封じられています。唇では近づくものの,心では遠く離れています。とはいえ,耳の聞こえない人がその書の言葉を聞く時が来ます。目の見えない人が見,柔和な者が歓喜するのです。

      19 避難所を求めてエジプトに下って行く者たちは災いです。この強情な民は,滑らかな欺きの幻を欲しています。彼らは断ち滅ぼされますが,エホバは残りの者たちを戻されます。彼らは偉大な教訓者を見ます。そして自分たちの像を散らし,それらを「ただの汚物!」と呼びます。(30:22)エホバはエルサレムの真の防御者です。王がその君たちと共に義によって支配します。彼は平和と平穏と安全を定めのない時に至るまでもたらします。不実な行ないのために平和の使節は激しく泣くことでしょう。しかし,威光ある方エホバは,その民にとって,裁き主,法令授与者,そして王であり,エホバ自ら彼らを救ってくださいます。その時,そこに住んでいる者で,「わたしは病気だ」と言う人はだれもいません。―33:24。

      20 諸国民にどんな憤りが臨みますか。しかし,回復を経験する残りの者たちにはどんな祝福が待っていますか。

      20 エホバの憤りは必ず諸国民の上に注がれます。死がいは悪臭を放ち,山々は血によって溶けます。エドムは必ず荒廃させられます。しかし,エホバの買い戻された者たちのために砂漠平原は花を咲かせ,「エホバの栄光,わたしたちの神の光輝」が現われ出ます。(35:2)目の見えない人,耳の聞こえない人,口のきけない人もいやされ,エホバの請け戻された者たちのために“神聖の道”が開かれ,彼らは歓喜しつつシオンに帰ります。

  • 聖書の23番目の書 ― イザヤ書
    『聖書全体は神の霊感を受けたもので,有益です』
    • 24 (イ)エホバは慰めとなるどんなたよりを布告されますか。(ロ)諸国民の神々は偉大さに関してエホバと比べることができますか。エホバはどんな証人を呼び出されますか。

      24 エホバはご自分の証人たちを慰めてくださる(40:1-44:28)。「慰めよ」という40章の冒頭の言葉は,イザヤ書の残りの部分を適切に描写するものとなっています。荒野で呼ばわる声がします。「あなた方はエホバの道を開け!」(40:1,3)シオンのために良いたよりがあります。エホバはご自分の群れを牧し,若い子羊たちをその懐に抱いて携えて行かれます。エホバは高大な天から地の円を見下ろされます。その偉大さに関して,神は何と比べられるでしょうか。神はご自分に希望を置く,疲れ果てて,うみ疲れている者に十分の力と活動力を与えてくださいます。諸国民の鋳像は風であり,実在しないものである,と神は宣言されます。神が選ばれた者は,もろもろの民のための契約,盲人の目を開く諸国民の光となるのです。エホバはヤコブに向かって,「わたし自らあなたを愛した」と言い,日の昇る方,日の沈む方,北,および南に向かって,『引き渡せ。わたしの息子と娘たちを連れて来るように』と呼びかけます。(43:4,6)法廷が開かれ,エホバは諸国民の神々に彼らの神性を証明する証人を出すよう挑戦します。イスラエルの民はエホバの証人たちであり,その方の僕です。彼らは,エホバが神であり,救出者であることを証しする者たちです。エホバはエシュルン(「廉直な者」,すなわちイスラエル)にご自分の霊を約束し,次いで,何も見ない,何も知らない像を造る者たちに恥を被らせます。エホバはご自分の民を買い戻す方です。エルサレムは再び人の住む所となり,その神殿は再建されます。

      25 エホバがバビロンとその偽りの神々に裁きを執行することにより,人々は何を知るようになりますか。

      25 バビロンに対する復しゅう(45:1-48:22)。イスラエルのために,エホバはバビロンを打ち破る者としてキュロスを指名します。人々は,ただエホバだけが神であり,天と地および地上の人間を創造された方であることを知らざるを得なくなります。エホバは,バビロンの神であるベルとネボをあざけります。エホバだけが終わりのことを初めから告げることができるからです。バビロンの処女なる娘は塵の中に座り,王座から引きずり降ろされ,裸にされます。そして,彼女の大勢の助言者は刈り株のように焼き尽くされます。エホバは,『鉄の首,銅の頭』を持つイスラエルの偶像崇拝者たちに向かって,ご自分に聴き従うなら平安と義と繁栄が得られることをお告げになります。しかし,「邪悪な者たちに平安はない」のです。―48:4,22。

      26 シオンはどのように慰められますか。

      26 シオンは慰められる(49:1-59:21)。エホバはご自分の僕を諸国民の光として与え,闇にいる者たちに向かって,「出よ!」と叫ばれます。(49:9)シオンは慰められ,その荒野はエデンのように,エホバの園のようになり,歓喜,歓び,感謝の表明,そして調べの声で満ちあふれます。エホバは天を煙のように上らせます。地は衣のように古び,その住民はただのぶよのように死にます。そうであれば,死すべき人間のそしりをどうして恐れる必要があるでしょうか。エルサレムが飲んだ苦い酒杯は,今度は彼女を踏みつけた諸国民に渡されなければなりません。

      27 どんな良いたよりがシオンのためにふれ告げられますか。『エホバの僕』に関して何が預言されますか。

      27 『シオンよ,覚めよ,塵から立ち上がれ!』良いたよりを携え,跳びはねるようにして山々を越え,「あなたの神は王となった!」とシオンに向かって叫んでいる使者を見よ。(52:1,2,7)エホバの奉仕に携わっている者たちよ,汚れた場所から出て,自分を清く保て。預言者は次に,『エホバの僕』について説明します。(53:11)彼はさげすまれ,人々に避けられ,わたしたちの痛みを負います。しかしそれにもかかわらず,神に撃たれた者とみなされます。彼はわたしたちの違犯のために刺し通されましたが,その傷によってわたしたちをいやしました。ほふり場に連れて行かれる羊のように,彼は暴力を振るうことも欺きを語ることもしませんでした。彼は多くの人々のとがを負うために自分の魂を罪科の捧げ物として与えたのです。

      28 来たらんとするシオンの祝福はどのように描写されていますか。それはどんな契約と関連を持っていますか。

      28 夫たる所有者エホバは,シオンに喜び叫ぶようにと告げます。彼女が産出的になるからです。苦しみに遭い,大あらしに翻弄されてはいても,彼女はサファイアの基,ルビーの胸壁,火のように輝く石の門を持つ都市となります。彼女の子らはエホバに教えられ,豊かな平和を楽しみます。そして,彼らを攻めるために形造られるどんな武器も功を奏することはありません。「おーい,渇いているすべての者よ!」とエホバは叫ばれます。もし彼らが来るなら,エホバは『ダビデに対する忠実な愛ある親切に関する契約』を彼らと結ばれます。エホバは国たみに対する証人として一人の指導者また司令官をお与えになります。(55:1-4)神のお考えは人間の考えよりはるかに高く,神の言葉は必ず成功を収めます。神の律法を守る宦官は,その国籍がどこであれ,息子や娘に勝った名を得ます。エホバの家はすべての民のための祈りの家と呼ばれることでしょう。

      29 エホバは偶像礼拝者たちに何とお告げになりますか。しかしご自分の民にはどんな保証をお与えになりますか。

      29 清いみ名を持たれる高く高大な方エホバは,ご自分が定めのない時に至るまでイスラエルと争うのではないと,性に狂った偶像礼拝者たちに告げます。信心深そうな断食は邪悪さを覆い隠すものにすぎません。エホバの手は救いを施すことができないほど短いのではありません。エホバの耳は聞くことができないほど重いのでもありません。『あなた方とあなた方の神との間に分裂を生じさせるものとなったのはあなた方のとがである』とイザヤは言います。(59:2)それゆえ,彼らは光を待ち望んでいるのに闇の中で手探りをするのです。他方,忠実な契約の民の上にあるエホバの霊は,神の言葉が後のすべての世代にわたって彼らの口にとどまり,取り除かれることはないと保証します。

      30 エホバはどのようにシオンを美しくされますか。それはどんな新しい名から明らかですか。

      30 エホバはシオンを美しくされる(60:1-64:12)。「女よ,起きよ,光を放て。……エホバの栄光が輝き出たからである」。それとは対照的に,濃い暗闇が地を覆います。(60:1,2)その時,シオンは目を上げ,光り輝きます。そして,諸国民の資産が波打つらくだの大群に載って自分のもとに来るとき,彼女の心臓はわななきます。彼らは飛ぶはとの雲のように彼女のもとに群がります。異国の者たちは彼女の城壁を築き,王たちは彼女に仕え,彼女の門は決して閉じられません。彼女の神は必ず彼女の美となり,神は速やかに一を千に,小なる者を強大な国民にされます。神の僕は,エホバの霊が自分の上にあって,この良いたよりを告げ知らせるよう自分に油をそそぐと言います。シオンは新しい名を得ます。それは“わたしの喜びは彼女にある”(ヘフジバ)といい,彼女の土地は“妻として所有される”(ベウラ)と呼ばれます。(62:4,脚注)バビロンから帰るための街道の土を盛り上げ,シオンに旗じるしを掲げるようにという命令が出ます。

      31 だれがエドムから来ますか。神の民はどんな祈りの言葉を述べますか。

      31 エドムのボツラから血のように赤い衣を着た者がやって来ます。彼は怒りをもって酒ぶねの中で民を踏みつけ,血をほとばしらせます。エホバの民は自分たちの汚れた状態を痛感し,切なる祈りをささげて,このように言います。『エホバよ,あなたはわたしたちの父です。わたしたちは粘土で,あなたはわたしたちの陶器師です。エホバよ,甚だしく憤らないでください。わたしたちは皆あなたの民なのです』― 64:8,9。

      32 エホバを捨てる者たちとは対照的に,エホバご自身の民は何に歓喜しますか。

      32 「新しい天と新しい地」!(65:1-66:24)。エホバを捨てて「幸運の神」や「運命の神」に頼る人々は飢え,恥をかきます。(65:11)神ご自身の僕たちは豊かな状態を歓びます。ご覧なさい,エホバは新しい天と新しい地を創造しておられます。エルサレムとその民のために何という喜びと歓喜が見いだされることでしょう。家々が建てられ,ぶどう園が設けられ,おおかみと子羊が一つになってものを食べます。害することも損なうこともありません。

      33 エホバを愛する者たちに対してどんな喜びと栄光,および永続するどんなことが予告されますか。

      33 天は神の王座,地はその足台です。そうであれば,人間はエホバのためにどんな家を建てることができるというのでしょう。国民が一日のうちに生まれようとしています。そして,エホバがエルサレムに平和を川のように差し伸べるとき,その都市を愛する者はすべて喜ぶよう促されます。エホバはまさに火となってその敵に向かわれます。暴風の兵車が憤激と火の炎をもってすべての不従順な肉なる者にエホバの怒りを報います。使者たちが諸国民の中に,また遠い島々にエホバの栄光を告げるために出て行きます。エホバの新しい天と新しい地は永遠に存在します。エホバに仕える者たちも彼らの子孫も同じく永遠に存在します。永遠の存在か永遠の死か,二つに一つの道しかありません。

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