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イスラム教 ― 服従により神に達する道神を探求する人類の歩み
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12章
イスラム教 ― 服従により神に達する道
[アートワーク ― アラビア文字]
1,2 (イ)クルアーンの冒頭の章にはどんなことが記されていますか。(ロ)これらの言葉はムスリムにとってなぜ重要な意味を持っていますか。(ハ)クルアーンは元々どんな言語で書かれましたか。「クルアーン」という言葉は何を意味していますか。
「慈悲あまねく慈悲深きアッラーの御名において」。この一文はクルアーン,もしくはコーランの上記アラビア語本文の訳文です。この文章はさらにこう続いています。「万有の主,アッラーにこそ凡ての称賛あれ,慈悲あまねく慈悲深き御方,最後の審きの日の主宰者に。わたしたちはあなたにのみ崇め仕え,あなたにのみ御助けを請い願う。わたしたちを正しい道に導きたまえ,あなたが御恵みを下された人々の道に,あなたの怒りを受けし者,また踏み迷える人々の道ではなく」― クルアーン,スーラ 1:1-7,日本ムスリム協会; ピクタール訳。a
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イスラム教 ― 服従により神に達する道神を探求する人類の歩み
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4 (イ)「イスラム」という言葉は何を意味していますか。(ロ)「ムスリム」という言葉は何を意味していますか。
4 イスラムという名称はムスリムにとって重要な意味を持っています。というのは,この名称はアッラーに対する「服従」,「降伏」,もしくは「傾倒」を意味しており,ある歴史家によれば,「それはムハンマド(マホメット)の説くところを傾聴している人々の内心の態度の表現」だからです。「ムスリム」とは,『イスラム教を奉ずる,もしくは行なう者』という意味です。
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